波紋41 ページ45
三日月「いやはや、ここまでとは…」
『っ傷が！！』
傷を負っていたその人の傷がスーッと治っていった
驚いていると三日月さんは辺りを見渡し私の頭を撫でた
三日月「一人ずつかと思ったら…全員を治してしまうとは凄いなぁ」
『へ！？』
三日月「周りを見てみよ」
………ワォ
この人を治すつもりで気持ちを込めたはず
なのに全員治っているという奇跡
ちょっと待って！！
私ホントに気持ちしか込めてないよ！？
え！？何が起きたの！？
？「ぅ……、三日月殿？」
三日月「気が付いたか太郎太刀、この者が皆の傷を癒してくれたのだ」
太郎太刀と呼ばれた人は私を見るなり抜刀しそうになっていた
まぁ…人間だし私の事も知らなさそうなので無理もないと思い…
とりあえず反射的に廊下に飛び出した(笑)
その行動に三日月さんと太郎太刀さんは驚いていた
ふっ…瞬発力なら負けませんよ？
三日月「刀を収めよ…皆もだ」
いつの間に起きていたのか、他の人たちも抜刀していた
しかし三日月さんの制止によって皆刀を鞘に仕舞ってくれた
言っておくけど…心臓バクバクですよ！？
三日月「レイ、もう大丈夫だ…そう離れて行かなくても問題ない」
『は、はい…』
恐る恐る部屋に戻ると痛いほど視線が突き刺さる
薬研ヘルプミー！！
三日月「其方らは眠っていたので知らぬのも仕方のない事、この女子はレイと言って俺が連れてきた人間だ。レイは前任のような人間ではない、…少々優しいくらいだな(ﾆｺ)」
『あ、あの…レイと申します！皆様が人間嫌いな事は存じていますが、私には…この本丸しか帰る場所が無いのです！どうか私がこの本丸に居座ることをお許しください！！』
？「三日月がわざわざ連れてきたのか…？」
？「理由を聞かせてもらえるかい？」
？「…綺麗な神気じゃの」
三日月「そうだな、話をしよう…だがその前に名を教えてやってくれぬか？」
鯰尾「僕は鯰尾藤四郎、人間は信用してないけど三日月が連れてきたんなら…信用する」
青江「僕はにっかり青江だよ…よろしくね」
小狐「小狐丸じゃ、真っ白な髪とは珍しいの」
『あ、…それにも理由がありまして…』
三日月「それも皆に話してよいな？」
皆がどう受け止めようが私が変わることはない
いや、変われないのか…
私は黙って頷いた
私の病気の事、加州さんが話したのかな〜…
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黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» とんでもないです！これからもどうぞよろしくお願いします( ´∀｀ ) (2016年7月17日 1時) (
レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - へー、そうなんですね！ 勉強になりました、わざわざありがとうございます (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» 目の黒い部分には色素成分がなく、血液の色が透けて見える為赤目に見える人がいるそうです。←一応調べてそう言う設定にしてます（＾＾） (2016年7月17日 0時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - アルビノなのに目が赤いんですね… (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 沫閑さん» ご指摘感謝します！ありがとうございます！ (2016年7月4日 10時) (レス) id: d629d88941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒にゃんもす | 作成日時：2016年6月23日 21時
