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波紋37 ページ41

薬研「あ…」


『い、一期さん?』



一期さんは私からそっと離れると笑顔で鶴丸さんの方を向いた

うん…笑顔、ですよ

真っ黒な!!



一期「鶴丸殿?レイ殿への愛情と言うのは兄妹愛です…お望みならば今ここで(スラリ)「待て待てっ!!俺が悪かった!!;」あなたと言う人は!!」



そこからガミガミ鶴丸さんに説教を始めた



薬研「ボソ)レイ姉」


『ボソ)何?』


薬研「ボソ)こうなると長いんだ、先に他の奴にも会いに行こうぜ?」


『ボソ)放っておいていいの?;』


薬研「ボソ)いつもの事だ」


『ボソ)いつもの事なんだ…;』



薬研に手を引かれソロ〜っとその場を後にした

私の処に来た人とは全員再開できたし…あ、三日月さんはまだだけど

ってことは私と初対面の人の処に行くわけだよね?

うわぁ〜…緊張してきた



『薬研、私のこと知らない人は…その、人間不信の人がいるって聞いたし…あまり歩き回らない方がその人にとっていいかもしれないし…』


薬研「大丈夫だって!まぁレイ姉以外の人間不信だな!」


『うん…』


薬研「これから向かうのは大広間だから結構人数居ると思うぜ!早く会わせたいからなぁ」


『…そこに三日月さんっているの?』


薬研「三日月の旦那もいると思うぜ?何かあるのか?」


『私をこの世界に連れてきたのが三日月さんなんだよ〜』


薬研「…え」



薬研はピタッと止まって驚いた顔で私を見ていた

な、何か変な事でも言っただろうか?



薬研「じゃあ、三日月の旦那はレイ姉の真名知ってんのか?」


『うん、加州さんに教えちゃって…加州さんが三日月さんに教えたんだって』


薬研「…そうか!でも何はともあれレイ姉が来てくれて俺っちはうれしいぜ!」


『私も会えてうれしい!』



薬研が何か言いたげな顔をしたけど、すぐに普通の笑顔に戻った

何を言おうとしていたのかわからないけど…

手を引かれて歩いていると、誰かが言い合いをする声が聞こえてきた

どうやら私が向かっている方向から聞こえてきているようでだんだん内容が聞き取れてくる



薬研「あ〜…今来てるのか〜」


『ねぇ、なんか凄い言い合いになってるみたいだけど…』


薬研「こんのすけが来てるんだ」


『こんのすけ?』


薬研「この本丸には今主が居ない、でもこのままいない状態を放置するわけにはいかないらしくて新たな主をここに迎えるって」

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黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» とんでもないです!これからもどうぞよろしくお願いします( ´∀` ) (2016年7月17日 1時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - へー、そうなんですね! 勉強になりました、わざわざありがとうございます (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» 目の黒い部分には色素成分がなく、血液の色が透けて見える為赤目に見える人がいるそうです。←一応調べてそう言う設定にしてます(^^) (2016年7月17日 0時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - アルビノなのに目が赤いんですね… (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 沫閑さん» ご指摘感謝します!ありがとうございます! (2016年7月4日 10時) (レス) id: d629d88941 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒にゃんもす | 作成日時:2016年6月23日 21時

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