【刀剣乱舞】アルビノ少女と刀剣男士

波紋19 ページ21

買い物最中に加州さんは周りの子にジロジロ見られていた

私は加州さんに隠れるように買い物を済ませて…

無事帰宅しました！

前回のような事にならなくて良かったです(泣)



加州「レイがネイルして？」


『え"！？』


加州「…嫌？」


『い、嫌じゃないです…でも上手くできるかどうか…；』



なんせ私は一度もネイルをしたことない…

細い筆を使う感覚でいいんですかね！？

そうですよね！？(焦)



『で、では塗っていきます…(ｷﾞｸｼｬｸ)』


加州「そんなに緊張しなくても…；」


『い、いえ！自分の爪ならまだしも人様の爪で…失敗しないように頑張ります！』



そう言って一本ずつ丁寧に慎重に塗っていく



『とても綺麗な手ですね！』


加州「ちゃんと手入れしてるからね！」


『その女子力を分けてください』


加州「俺は男だよ？」


『すいませんなんでもないです(泣)』



そうこう言っている内に無事塗り終えました！

そしたら乾いた片手を私に出してきてさっきのシールを付けて欲しいと言われた

またまた震えながらそのシールを貼る私であった…



『で…出来ました(ﾁｰﾝ)』


加州「俺可愛くなった！？」


『すごく可愛いですよ！(失敗しなくて良かったと心から思うよ；)』


加州「俺このままこれを大切にするね！」


『ありがとうございます！』


加州「あ、でもこれってはがれたりしない？」


『そんな事の無いようにトップコートを塗りましたので簡単には落ちないと思います！』


加州「へー！ありがとレイ！」


『どういたしまして！』


加州「これで一期達に自慢できるし(ﾎﾞｿｯ)」


『え？何か言いました？』


加州「なんでもなーい！」



よほど気に入ったのか先程からずっとネイルをした爪を眺める加州さん

赤いマニキュアに椿のシール

とても加州さんに似合っている

バラでもいいかなって思ったんだけど…和風な椿にして正解だった



『あ…いつ帰られるかわからないので服を着替えておいた方がいいですよ？』


加州「え、そんなにすぐに帰っちゃうの！？」


『皆さん早かったですねぇ…』


加州「一期と薬研の時も？」


『そうですねぇ…一番早かったのは鶴丸さんでしたね』


加州「え！！？あのビックリじじいも来たの！？なにもされなかった！？」


『(ビックリじじい？)驚かされたくらいですね；』


加州「そう、ならいいんだ…良かったぁ」

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