【刀剣乱舞】アルビノ少女と刀剣男士

波紋18 ページ20

ただ今加州さんは着替え中

私はソファの後ろで目を瞑って待機中

ここに居て、というものだから困ったものだ；

仕方ないのでそういう対策を取ってその場に残る



加州「レイ、着替え終わったよ？」



そう言われ振り返るとしっかり服を着こなす加州さん

白いTシャツにジーパンがよくお似合いで…

よろしければ貰いませんかそれ



『よくお似合いです！では行きましょうか！』


加州「ねぇ！俺可愛い？」


『可愛いというより…カッコいいです！』


加州「そう…//俺カッコいいんだ…」



もう美青年ですよ美青年

その辺の女子に負けないです

モデルさんになれます

なんて思ったがその言葉は胸の中に仕舞った



『少し歩きますが、大丈夫ですか？』


加州「全然平気！出陣とかでよく歩くし！」


『…その出陣については何も触れませんが、ちゃんとついてきてくださいね？』



そう言って家を出る

あ、靴だけれども…やはり合わなかったのでサンダルを履いてもらってる

それでも似合っちゃうのが羨ましい…



加州「レイ！手！」


『手？？』


加州「逸れない様に繋がないとね！」


『あ…あぁ、そうですね！』


加州「俺と繋ぐの…嫌？」


『そんな事無いです繋ぎましょう！(ｷﾞｭ)』


加州「えへへ、嬉しいなぁ」



ヤバいです

全然釣り合わないです

美青年の横に私は釣り合わないですーーーー！！！！

なんて思いつつ少し歩けばド○キがある



加州「なんだ、もう着いちゃったの？」


『えぇ！では見に行きましょう？』



そう言ってお店に入る前にフードを被った

夜は若い子(ヤンキーとかギャル)が多いから特に深めに被る

絶対絡まれるし、何か言われること間違いないんだもん



加州「…なんだか山姥切みたい」


『え？』


加州「今のレイみたいに布をずーっと被っている子がいるんだよ」


『そ、そうなんですか…』


加州「レイはどうして被るの？」


『え…私は…その、髪が白で、よく揶揄われるので…それが嫌で』


加州「綺麗なのにもったいないなぁ…」


『そう言ってくださるだけで嬉しいです』



そう言うやり取りをしつつマニキュアコーナーに向かう

それまでにも一期さんの時と同様、あれはこれはといろいろ聞かれた；



加州「いろんな種類があるんだね！」


『ネイルの上から張るシールもあるのですよ？これとか』


加州「あ、それ可愛い」



購入決定ですね！

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