【刀剣乱舞】アルビノ少女と刀剣男士

波紋16 ページ18

加州さんが落ち着くまで抱きしめられている状態で身動きが取れなかった

しかし少し落ち着きを取り戻したようで加州さんが私から離れた

本当は伸びをしたいけど…本人の前ではできないよねぇ；



加州「ごめん、いきなり訳分かんないよね…」


『いえ！お気になさらず！』


加州「君の事、一期や短刀達に聞いたんだ…贈り物を自慢してまわってたのを見てたら羨ましく思っちゃって…それで…」


『あ…でしたら加州さんも何か買いに行きますか？』


加州「そう言う事じゃなくてさ、贈り物をするってことは愛されてる証拠でしょ？俺は…愛されたいから…」


『は、はい…(え、普通に贈り物をしたかったからしただけなんだけど…；)』


加州「ねぇ、俺も愛してくれる？一期や薬研みたいに…」


『あの…私は一期さんと薬研を愛す、と言いうより大切な友達？と思っています！加州さんもよろしければ私とお友達になってくださいませんか？』



私には加州さんの言っている意味がよくわからないけど…

あの2人は私の大切な友達であり大切な兄弟(仮)だ

加州さんは何か勘違いをしてるのかもしれない…かも、ね



加州「友達…？それって愛される？」


『はい！友達はとても大切なものです！困っていたり、助けてほしい時に助けてくれる…悲しい時は慰めてくれたり、時には喧嘩をしたり！
ただ、加州さんの言う愛とは少し違うかもしれませんが…』


加州「じゃあ、俺も"友達"にしてくれるの？」


『もちろんです！私みたいな者でよければ！』


加州「レイ〜！」



ｶﾞﾊﾞｯと加州さんが抱き着いてきて全力でそれを受け止めた

じゃないと倒れるし(笑)

本当にこれでよかったのかしらねぇ…；



『ところで、加州さんはこちらに来たとき驚かれなかったのですか？』


加州「うん、驚いたけど…月明かりに照らされた君を見たらそんな事どうでもよくなっちゃった」


『そういうものなんですか…』


加州「ねぇねぇ！俺がもっと可愛くなったらもっと愛してくれる？」



私の頭の中↓

もっと愛す=親友になる

うん、そう言う事にしよう！



『加州さんがそれ以上可愛くなったら、女である私が惨めになりそうな気が…；』


加州「？…レイは十分綺麗で可愛いと思うけど？」


『…恥ずかしい事をサラッと言いますね』

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