波紋12 ページ14
?「わっ!!」
『ひゃぁっ!!?』
?「あっはっは!君はよく驚くなぁ!」
『なっ!?え!?はい!?えぇ!!?』
うん
とりあえず落ち着くんだ私!!
何故こんな状況になったのか整理しよう!
私は月に一回、腕が落ちない様に愛刀の"黒狼"を持ち出して祖父の知り合いの道場を借りて特訓をしていた
それで少し休憩しようと思って壁に背を預けて座った
本物の刀を振り回すので危ないからこの場所には私しかいない
バレたら厄介だし…
そしたら急に横から驚かされたのだ
急に現れたその人物に驚いて思わず刀を向けてしまった
『どっどちら様ですか!?どうやって入ったんですか!?この部屋には鍵が掛かっているのに!…もしかして泥棒ですか!?私何も持ってないです!!(泣)』
?「おいおい;そこまで怖がらなくても、俺は君を取って食ったりしないさ!」
『食べられては困ります!!(泣)』
?「取り敢えず、何もしないからその刀を下ろしてくれないか?」
『む…無理です!どうやってここに入ったのか、何しに来たのか教えてくだされば下します!!(泣)』
?「どうやって入った、か…すまん、俺にもわからん(笑)」
『笑えない!!(泣)』
?「困ったなぁ…;」
その人は苦笑いを浮かべて私を見ていた
でも私は伊達に刀術を学んだわけではない
刀を下ろさない理由は不審者と言う理由、そしてもう一つ…
この人の腰には刀が差さっていた
し・か・も!!
その刀に手を掛けているのだから
『その…どうやって来たか分からないというのは…?』
?「俺は本丸で寝ていたはずなんだが…気が付いたらこの場所にいたんだ!」
『…本丸?え、もしかして貴方は…刀剣男子という付喪神さんですか?』
?「ん?そうだが?」
『え…じゃあ、一期さんと薬研をご存じで?』
?「あぁ!俺の居る本丸にもいるぜ?」
『あの…お名前を窺っても?』
鶴「俺は鶴丸だ!」
『鶴丸さん、ですか…私はレイと申します』
刀剣男子と知ったことで急にこの場所に現れた理由も分かり、刀を下ろした
今回はなんだか癖がありそうな人だ;
私が刀を下ろした事で鶴丸さんも刀から手を放していた
やはり戦を知っている人なんだなぁ、なんて
鶴「レイ…?もしかして一期が言っていた女子か!」
そう言って私の髪に差してある簪を見て笑っていた
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黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» とんでもないです!これからもどうぞよろしくお願いします( ´∀` ) (2016年7月17日 1時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - へー、そうなんですね! 勉強になりました、わざわざありがとうございます (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» 目の黒い部分には色素成分がなく、血液の色が透けて見える為赤目に見える人がいるそうです。←一応調べてそう言う設定にしてます(^^) (2016年7月17日 0時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - アルビノなのに目が赤いんですね… (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 沫閑さん» ご指摘感謝します!ありがとうございます! (2016年7月4日 10時) (レス) id: d629d88941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒にゃんもす | 作成日時:2016年6月23日 21時