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年上の弟 ページ2

「「ただいま戻りました」」
探偵社のドアを開け谷崎とAは声をそろえて言った。
その言葉う受けて探偵社に居た社員たちはお帰りと口々に発する。
そんな中国木田独歩は二人をまっすぐ見つめ仕事の確認を取る。
「依頼の方はどうだった」
「はい、無事に完了しました」
「そうか、長丁場で疲れただろうとりあえず二人とも少し休んでもいいぞ」
「良いんですか?」
「嗚呼、だが少しだ。休憩が終わったら報告書を書いて貰う」
「じゃあ僕も二人と一緒に休憩を」
「太宰っ!!!お前は休憩どころか先程からだらけてばかりで仕事をしておらんじゃないか!!
少しは働けこの唐変木!!」
「少しで良いの?」
「い、今のは言葉の綾だ」
言い合いをしている太宰治と国木田はさておき谷崎達3人は社内のソファーに腰を下ろした。
四人掛けのこのソファー。勿論谷崎の隣にはナオミが座っている。
そしてナオミはいまだ谷崎の腕に張り付いたままだ。
少しよけながらもナオミを拒絶することのない谷崎の姿など
もう幾度となく見ているというのにAの心は小さく音を立てて軋んだ。
唯、やはり谷崎もナオミもそれに気づくことは無い。
Aはため息を春野の入れてくれた紅茶で流し込みまるで何もなかったかのように微笑んでいた。
「ナ、ナオミ!?ちょっなにやって」
「いいではないですか私とお兄様の仲なら…」
「いや!良くないよね!?ちょっと待ってストップ!!取り合えずおちつ、ひやっ!」
ナオミの暴走が激しくなる中、探偵社内に気の抜けた声が響いた。
「A〜」
ソファーに座るAを後ろから抱きしめて来たのはこの探偵社を支える名探偵であり
Aを妹のように可愛がりAに弟の様だと思われている江戸川乱歩だった。
「どうしたんですか乱歩さん?」
「ねぇ〜お菓子買いに行こう?」
「今からですか?」
「そう!僕の食べたい奴無くなっちゃったから一緒についてきて」
「でも、私もう少しで休憩が終わってしまうので…」
「えぇ〜ねえ国木田。買いに行っても良いよね?」
「はい、大丈夫です」
「大丈夫だって、ね。早く行こう〜?お店閉まっちゃうよ」
乱歩はAの手を引いて探偵社を後にした。

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クコ(プロフ) - 桜木 茜さん» コメントありがとうございます!!そんな風に言ってくださると物書き冥利に尽きます! (4月20日 3時) (レス) id: c68ef9c665 (このIDを非表示/違反報告)
桜木 茜(プロフ) - 今日最後まで読ませていただきました。涙がドバドバ止まりません、すごく良かったでふ! (4月18日 20時) (レス) id: 276600753d (このIDを非表示/違反報告)
クコ(プロフ) - 雪のさん» 最後まで読んでいただいて、さらにコメントまで下さってありがとうございます!!嬉しい限りです!これからも頑張っていきます! (2月18日 23時) (レス) id: 336d684e71 (このIDを非表示/違反報告)
雪の(プロフ) - 読みごたえがあって、とても面白かったです。今後も創作活動頑張ってください。 (2月17日 20時) (レス) id: 9e3257b60c (このIDを非表示/違反報告)
果汁ジノ%(プロフ) - クコさん» 頑張って下さい!q(*・ω・*)pファイト!! (1月13日 6時) (レス) id: a6a058aaa7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クコ | 作成日時:2018年1月11日 3時

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