６話 ページ6
セピア色の髪、薄い唇、宝石のような美しい青い目、白く滑らかな肌・・・。お風呂上がり特有の少し紅潮した肌は官能的にさえ思える。
振り替えると、そこに立っていたのは誰がどう見てもあきらかな美青年だった。
「あの・・・誰？？」
一応尋ねてみる。いや、アレンじゃなかったらおかしいんだけど・・・
「俺じゃなかったらそれはそれでやばくないか？」
まだ少しかすれているこえや、その口調が先程聞いたものとそっくりで、やはりアレンなのだと確信する。
もう一度見てみると、やはり後ろには絵に描いたような美青年が立っていて、その髪から雫が滴る姿は恐ろしいほどに色気を帯びている。
「アレン。私のほっぺたをつよーくつねってくれる？？」
はぁ？？というように目を丸くしたあと、彼の細長い指が私のほっぺをつねる。
「い、いたぁぁぁっ！
・・・っ///」
思わず変な声が出そうになり、其れをかきけそうと痛いと絶叫する。
実際には、あんまりいたくない。こちらが強いと感じられるがあっちは手を抜いているくらいの、ちょうどいいここち。
それに美しい顔立ちに、吸い込まれるように見入ってしまう。
「強すぎたか？・・・すまない。
・・・どうした？」
「い、いや、
・・・あ、そうだ！か、髪！！髪乾かして！そこにドライヤーあるから！！！」
むしろ温もりが心地よかったですとか、ましてやきれいな顔にみとれてました、なんて
・・・言えない・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優夜さんのファン1号 - そして私が知らないうちに続々と小説の投稿が増えてる〜ひやー嬉しい悲鳴です (2016年9月24日 21時) (
レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 15話まで読みました。リサの学校が始まって宿題が難しそうにしているところでアレンが教えてる！頭もいいですね。 (2016年9月24日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 8話から10話まで読ませていただきました。面白いです。アレン料理作れるんですね。すごいです。 (2016年9月15日 15時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - こんな、小説に出会えて幸せものです。次回作も楽しみ過ぎるです (2016年9月12日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
皇優夜(プロフ) - 優夜さんのファン1号さん» 閲覧ありがとうございます！まだまだ拙い文章ですが、たくさん嬉しい感想をいただけてうれしいです♪今後も随時更新していきますので、閲覧よろしくお願いします！ (2016年9月12日 21時) (レス) id: cca9fc0d62 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：皇優夜 | 作成日時：2016年9月10日 23時
