検索窓
今日:23 hit、昨日:20 hit、合計:64,410 hit

29 ページ30

『今の結構いいブロックだと思ったんですけど』


川「全然まだまだだバカ図体ばっかでかくなりやがって」


『なにもそこまで言わなくても』





なんでだろう、俺2年生に嫌われてる感否めないんだけど





『...もう一本お願いします』


瀬「はは、はいよ」




太一さんの流暢なダメ出しにダメージをくらい、かなり萎れた俺を見て瀬見さんが笑った




工「A!次は絶対打ち抜いてやるからな」


『言ってろ』




さっきと同じようにボールに合わせてブロックの準備をする



(腕は前、腕は前)


と頭の中で反芻しながら跳ぶと、今度はタイミングが合わず頭上を打ち抜かれてしまった





『あっ』





テンテンテン...とボールの転がる音が体育館にこだまする









後ろに立つ太一さんにものすごく凝視されているのを背中で感じ、冷や汗が額を垂れた




(やばい、怖すぎて振り向けない)





さっきまでの怒声も怖かったが、返って無言だとそれはそれで恐怖である



川「A」


『...はい』


川「俺飛びつくなって言ったよな」


『...はい』


川「今なんで頭上抜かれた?」


『...タイミングが早すぎたからです』





太一さんがゆっくりと近づいてきてるのを感じる


目の前の工がものすごく怖がってる様子から、後ろの太一さんが今どれだけ怖いのかがよく分かった




川「お前いつからバレーやってたっけ」


『...中学からです』


川「3年もやってんのか」


『.......』


川「じゃあこんな初歩的な事でつまづいてんじゃねえ!!」


『いだぁっ!!!』





後ろから豪速球を投げられ、見事後頭部に的中した

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←28



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (163 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
635人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 白鳥沢 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:kurikurina | 作成日時:2022年5月30日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。