白鳥沢のレギュラーに選ばれたのは苦労人イケメンでした (ページ9)

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白｢どこが跳べるだよ、思いっきり吹っ飛ばされてんじゃん｣

『うっ…』

白布さんに冷たい目で見られて萎縮する

白｢さっきまでの威勢どうしたんだよ｣

『…すんません』

気づいたらなぜか正座させられてるんだけど。

なんで？？

天｢まぁまぁ！ちゃんと正面に入れてたしなんならちゃんと手当たってたから実力はあるんだと思うヨ！パワーがなくてヒョロいから吹っ飛ばされちゃっただけで！！｣

天童さん、フォローしてると見せかけて貶すのやめて。

グサグサきてるから。心に直で。

瀬｢パワーはこれから頑張ればどうにかなんだろ。有能な1年が来てくれたんだから喜ぼうぜ｣

『瀬見さん…！！！』

大｢とりあえずこれからよろしくな。工、A｣

そう言って笑いかけてくれた獅音さん

仏か。いや、弁慶だな。

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その日の夜＿＿＿＿＿＿＿

寮の自室で荷物の整理をしていると、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。

『はーい』

こんな時間に誰だ、と思いながらドアを開けると、目の前にはクソデカいバッグをぶら下げた工が立っていた。

『え、は？何でお前ここにいんだよ？』

工｢だって俺も部屋ここだもん｣

『………』ﾊﾞﾀﾝ

工｢おい！｣

とりあえずドア閉めよう。これは夢だ。

もう1回開けたら誰もいなくなってるはず！

ｷﾞｨｰ

工｢なんだよ早く入れろ｣

夢じゃなかった

『俺ら仲良すぎじゃねえかよ…』

2人部屋だし後から誰が来るんだろうなとは思ってたけどなんてよりによってお前なんだよ！！

クラスも部活も部屋も一緒って！！

おいおいネタにしかならねえな！！！！