11話 ページ12
「…その後のことは覚えてないですが
時々、夢で見るんです。
親が殺されるところを」←5話参照
「！もしかして、魘されてたのって…」
「ずっと繰り返されてた。だから眠れなかった…」
そう、ずっと。ずっと見てた
あんな悪夢、見たくなかった
早く消えればいいって思ってた。
でも、時々思うんだ
__________親が殺されたのは、あたいのせいじゃないかって
心の何処かで思ってた。ずっと___________
「おーい？知聖？」
「…ぁ、何？」
「それで親はどーなったアルカ？」
「…死んだよ。お母さんも
お父さん、も
…っ、ごめんね新八兄さん」
「え？なんで新八が出てくんの？」
「あたいのお父さんは新八兄さんのお父さんの弟です」
「あぁ、だからいとこアルカ」
「しょうがないよ知聖ちゃん。
叔父さん、笑ってた？」
「…うん、うん！」
「ならそれで良いよ
もう気にしないで？」
「し、新八兄さ、ん…」
フワッ
気づいた時には誰かの腕の中で、一瞬ビックリしたが
「我慢しなくていい
泣きたきゃ思いっきり泣きゃぁいいさ」
「銀さん…」
「うっ、うわぁぁぁぁぁん」
銀さんは泣いている間ずっと背中をさすってくれていた
銀さんのその優しさと温かさにとても安心する
泣いた後、あたいは腕の中で寝てしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
SIM猫 - 芽吹香さん» ウワァァァァァ・・・更新頑張っていきますゥゥゥ！！ (2017年8月11日 0時) (
レス) id: d097f3f3fd (このIDを非表示/違反報告)
芽吹香 - ハアアアアア・・・心温まるわーーー最高 (2017年8月8日 14時) (レス) id: df69819376 (このIDを非表示/違反報告)
SIM猫 - ありがとうございます！そこまで言ってくれるとは…！ (2017年7月28日 7時) (レス) id: 21c6e10e3f (このIDを非表示/違反報告)
芽吹香 - こりゃおもしろいです！ (2017年7月27日 21時) (レス) id: df69819376 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：SIM猫 | 作成日時：2017年7月24日 12時
