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2話 ページ2

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会場はまだ同担で賑わっていた。


『ガキは早く帰れよ』


小学生のような見た目をした同担に毒を吐く。

あんたに罪はないのはわかってるんだけど同担だから仕方ないよね。

気持ちの悪い同担のあいだをすり抜け、教えてもらった楽屋への抜け道に入っていく。

スタッフだってもう顔見知りだ。

もう友達とも言える仲のいいスタッフに軽く挨拶しながら楽屋までの道を歩いていく。

もう少しで天月くんに会える、そう考えただけで飛び跳ねそう。

それは白田も同じみたいで。

いつもは無表情で美人と言われる白田も今だけはちがう。

顔は真っ赤だし、手足は微かに震えている。

目の前に見えてしまった扉を数回ノックすると、勢いよく扉が開いた。


「Aー!!!!会いたかったんだよ!!!」


『くっ、苦し、、、。』


「あはは、あまちゃん締めすぎだってばー。」


あ、白田ちゃんだー!と付け足した彼はまふまふさん。

名前を呼ばれた白田は顔を赤くしながらまふまふさんに近づいていった。


『天月くん、私も会いたかったよ。だから離して?』


ね?とお願いするとしぶしぶといった様子で腕を解放される。

不意打ちで頬にキスを落とされる。

あああああああむり、かっこいい、イケメン。


『天月くんいつも通りかっこよかったよ、お疲れさま。』


わんこを撫でるように触るとわん、と鳴いた。

え、むり泣いちゃう、かわいすぎる。


『天月くんおさけのんだ?酔ってる?』


「うん、Aに酔ってる。」


いきなり真顔で言うもんだから、私は床に倒れ込んでしまった。


「ええええ!?大丈夫!?!?」


『大丈夫だから、、もう一回言って、、、』


むり〜〜〜〜〜と顔を抑えると天月くんは床にしゃがんで私と同じ目線になる。

私の両手を掴んで、


「今日もAのことだけずっと見てた、大好きだよ」


堪らず顔を抑えたくなるが、両手は天月くんに捕まっている。

つまり、アホ面を晒してしまっていることになる。


『ね、、むり、、、手かえして、、、、。』


「かわいいから、やだ。」


ぼん、と頭から湯気が出そう。


『きょう、天月くんのおうち行ってもいい?』


「あー、でも家散らかってるかも、それでもいい?」

『天月くんなら全然いいよ。』


なにそれ!と天月くんは笑った。

まだ手は返してくれない。



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ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2021年9月6日 2時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
しいなつき(プロフ) - みやびさん» コメントありがとうございます!楽しそう(?)ですね、、!ぜひ書かせていただきます! (2019年12月26日 18時) (レス) id: 2932b43b62 (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - リク失礼します!!!!!誕生日ドッキリを白田ちゃんも含め、歌い手さんたちが夢主ちゃんにかけるってのを見てみたいです!!!よろしくお願いします! (2019年12月21日 16時) (レス) id: b7d40f65ca (このIDを非表示/違反報告)
しいなつき(プロフ) - 袋さん» コメントありがとうございます!それは思いつかなかったです、、!笑遅くなってしまうかもしれませんが、ぜひ書かせていただきます! (2019年12月6日 16時) (レス) id: 2932b43b62 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リクエストです、白田ちゃんバージョンの夢小説も見てみたいですも見てみたいです…! (2019年12月5日 0時) (レス) id: b33350b182 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しいなつき | 作成日時:2019年11月26日 15時

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