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#90 見覚えのあるメンツ ページ40

「なんか見覚えのあるメンツが揃ってますね」



そして後日、私と隊長が局長の部屋へ呼ばれる

何の話かは薄々予感していたけど・・・




「だろうな、皆お前らに関係している人物だ」




土方さんが居たから、その予感はほぼ正解だと思う。


ただ、旦那が居るのが意味不明



「・・・っ」



そして旦那をみて歪む隊長の顔も意味不明






 






「・・・んーで、なんのお話ですか?
 まぁだいたい予想つきますけども」


「なら話は早ェぜA
 おめでとう」


「ありがとうございます」





すると頬に味わったことのある激痛




「あいだだだだッいだい!いだいよ!」


「て、めぇはな・・・ッ」




隊長が怒りを宿しながらも、どこか恥が見える顔で

私の頬を、いつかよりも強く引っ張る



やべーほっぺた落ちるぜ、別の意味で。









「まぁまぁ、落ち着け総悟
 俺らは詳しく聞きたくてな、お前らのことについて」


「だからアレでしょ、付き合っ――」





ガツッ、と次は頭に激痛






「てめぇはほんと黙っとけクソ女」





怒りのあまり震える声


そして朦朧としだす意識

力強ぇよバカ隊長が









「それで、どーなんだ実際」


「・・・」




「付き合ったのか」土方さんはそう聞いてくる

だが隊長は口を開かない



だから私に任せときゃよかったのにバカ







「オイ総悟、どうなんだ」


「答えねーとAちゃんにちゅーしちゃうよ
 超深い大人のキッスし――」


「付き合いやした。」







素晴らしいほど即答だね

旦那の脅しがまた素晴らしいわ








「いやぁ〜よくやったな総悟!
 お前が素直になってくれて嬉しいぞ!」




バンバン、と奴の背中を叩く近藤さんの笑顔が

本当にお父さんだ



そして苦笑する隊長が反抗期中の息子だ

ただいま青春まっただ中のね。






「・・・」


「ヒイヘヘヘ」(笑い声)←





そして私はそんな息子を奇妙な笑いで見守る

近所の噂好きのおばちゃん。









「彼女じゃねーのか」




「彼女が良かった?」








そういえば再び赤くなる顔

なんなの隊長可愛いなオイ








 









「沖田くんって意外と純情だよね」


「るっせー、経験ねぇからですよ」

#91 大魔王への愚痴。→←#89 カム着火沖田くん



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亜月 - いつも読ませていただいてます とても面白いです! 応援していますので頑張って下さい! (2015年4月17日 16時) (レス) id: 25c92e6b08 (このIDを非表示/違反報告)
栗兎(プロフ) - kotoさん» 連続コメントに吹き出しと感謝をお送りいたします←← そんなに笑っていただけるなんて嬉しすぎです!本当にありがとうございます(^^♪ 続編でもどうぞ笑ってやってくださいませ!(人´∀`) (2015年1月2日 22時) (レス) id: adbd147c45 (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - ハイ続編移動w (2015年1月2日 21時) (レス) id: 57a791093e (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - 腹筋崩壊なうww (2015年1月2日 21時) (レス) id: 57a791093e (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - 桂吹いたwwwww (2015年1月2日 21時) (レス) id: 57a791093e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:栗兎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kuri-Rito/  
作成日時:2014年9月15日 19時

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