【銀魂】あまのじゃく隊長【沖田総悟】

＃52　おかえりなさいパーティー ページ2

結局、私達の関係はギクシャクしたまま

退院してしまった




土方さんに、相談はしたものの

一体どうなるのやら･･･




･･･あ、ちなみにキスしたことは言ってないからね

言うわけ無いじゃん






「どうしかしました？Aさん」


「あ、いえ
　屯所久々だなーって･･･」





今は、隊士の一人が車で送ってくれている





そして、屯所との距離が縮まる度

私の心臓が大きく鼓動を打ち始める




あぁ、どうやって顔を合わせよう

そもそも顔合わせれるかな？逃げちゃいそうだな



つーかもう逃げようかな

隊長のこと忘れるまで、逃げちゃおうかな



なんて考えながら、一人ため息を付いた







　





もう、この間のこと消えてなくなれ




＿＿＿
＿





「･･･」


「おかえりなさい！Aさん!!」



屯所に着けば、鳴り響くクラッカー音

いろいろ飾られ、「おかえりなさい」と書いた横断幕型の旗



皆きっと、この時のために準備してくれていたんだろうな

そう思うと、心がジーンとした





　







　







　


　







　







　









だが、今はそれどころじゃない



「うん、はい、ありがとう」



適当にそう言って、部屋に戻った





「････え、酷くね？」






喧嘩なんかしてなかったら、全力で喜んでたところなんだけどね


ありがたいんだけどね


今はちょっと無理だわ、ごめん









「はぁ･･･」



もっかい病院行きたい

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