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『きんときくんこの後用事ある？』
kn｢え、いや、特にないですけど。｣
『それならさ、一緒に本屋行かない？』
kn｢なんでですか。｣
『まぁまぁ、私達、趣味が合うと思うんだよね。』
kn｢偏見ですね。まぁいいですけど。｣
解散になってしまった後、きんときくんに声を掛けてみた。
少し迷惑そうにしているような気はするけど。
『迷惑だった？』
kn｢はい。｣
(ドストレートだな…)
kn｢だって、さっき知り合ったばかりの人と2人で本屋なんて、迷惑というか……変じゃないですか。｣
『まぁ確かにね。でも性格も大体一緒だし気が合うと思ったの。』
kn｢まぁ、はい。そうかもしれませんね。｣
『てか暇でしょ？ほら、早く行こ。』
kn｢あぁ、はい。｣
きんときくんは暗い訳でもない。
時々ツッコミを入れてくれる。
ノリが良い。しかも的確。
『あっ、これ。新刊出てたんだ。』
kn｢なんですかそれ。｣
『知らないの?!絶対知っといた方が良い！今映画化もされてるんだからね！』
kn｢へぇ〜、Aさんって少女漫画好きなんですね｣
『あっ、いや、その、これは』
kn｢別に隠さなくていいですよwあ、俺も読みたい小説があるんです。着いてきてくれます？｣
『あ、うん。着いてく。』
この少女漫画の話になると一気にペラペラ話しちゃう。本当は少女漫画好きとかバレたくないけど、やっぱり好きな漫画だから。
でも、この話をして受け入れてくれたのは……
きんときくんだけかも。
kn｢あっ、俺、これが好きなんです。｣
『……』
kn｢Aさ〜ん？聞いてますか？｣
『あっ、いや、ごめっ』
気がついたら、彼の顔がすぐそばにあった。
あ、瞳、すっごい綺麗。
kn｢あっ、すみません。近すぎましたね。で、俺、この小説めっちゃ好きなんですよ。｣
だめだ、この人の、
瞳に弱い。
『へ〜、私も読んでみようかなぁ。』
照れを隠しながら。
kn｢これは下巻なので、上巻から読むことをおすすめします。｣
『あっ、そうなんだ。』
なんでこの人は至って冷静なのか。
『あっ、そろそろ帰らないと。バイトの時間が…』
kn｢あっそうなんですか。連れ回しちゃってすみません。｣
『いやいや、全然。私も勝手に本屋連れてっちゃってごめんね！』
kn｢大丈夫です。じゃぁ、また今度。多分学校で会えると思うので。｣
『そうだね。じゃあ。』
彼から離れたくて、バイトという口実を作ってしまった。
次に会うのは明日だとも知らずに。
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まめの(プロフ) - くりひらさん» あー分かりますそれ！てかみんな良さそう… (2019年6月2日 23時) (
レス) id: f4614453c1 (このIDを非表示/違反報告)
くりひら(プロフ) - まめのさん» シャークんさんはあまり悪口言ってるところあんまり聞いた事ないので性格良さそうですよねー！ (2019年6月2日 11時) (レス) id: 190fe1e13d (このIDを非表示/違反報告)
まめの(プロフ) - くりひらさん» めっちゃ分かりますそれwwあと天国のやつで話聞いてないのもかわいかったww (2019年5月11日 13時) (レス) id: f4614453c1 (このIDを非表示/違反報告)
くりひら(プロフ) - まめのさん» 返信遅れてすみません！クラフト無しの西と東分からなかったのもかわいかったですよねーw (2019年5月10日 18時) (レス) id: 190fe1e13d (このIDを非表示/違反報告)
まめの(プロフ) - くりひらさん» そうなんですよおお！！あの料理のヤツ(ド忘れ)もかわいかったぁ…でも人狼のときにかっこよくなるのもすこすこのすこ (2019年5月2日 11時) (レス) id: f4614453c1 (このIDを非表示/違反報告)
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