Ψ強な転校生【斉木楠雄のΨ難】 (ページ6)

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5話x 欺け！超能力ページ6

さて、どうするか。私は今二つの選択の迫られている。

『普通のプリンと、抹茶プリン、どっちにするか･･･』

自分で言うが、私はプリンに目がない。
どちらにするか。迷うな、いっその事2つとも頼むか･･･

ん？あれは斉木か、何でこっちを見てるんだ？しかも周りの人も斉木に気付いて居ないようだし･･････

待てよ、あれは透明化か？だとしたら不味い･･･ガン見してしまった。私は静かに暮らしたい。自分が超能力者だとバレては不味いのだ。たとえ相手も超能力者だとしてもな。

どうにかして誤魔化すか･･･

そうだ、景色を見ていた体にしよう。それならなんとかなるだろう。斉木は多分私の事を超能力者なのではと疑って居るのだろう。多分テレパシーが使えないからだろうな。勘違いで済ませてくれれば1番手っ取り早いのだが、まぁそうは行かないだろうな。

はぁ･･･やれやれ全く、まさか着いてきていたとは･･･面倒くさいな

「あれ･･･?柚木さん･･･だよね?」

･･･しまった。斉木に気を取られてテレパシーを拾えなかった。

まさか、君に会うとは。

照橋さん

「あっ！やっぱり柚木さんだ！私は照橋心美でクラスメイトなの、宜しくね！」

全く宜しくしたくない。

照橋心美、学校のマドンナと言われても差し支えない美貌を持った少女、当然クラスでも人気者な訳で、私としては最も関わりたくない人だ。また、

「(この子が斉木の隣になった子ね、分かってたけれど私より全然可愛くないわね･･･まぁ、私より可愛い子なんてこの世に存在しないけどね！)」

見た目と心の中のギャップが凄い。しかも何故か敵対心を持たれている。非常に面倒くさい原因は斉木の隣になったからだという、なんだその理由は、私何も関係ないじゃないか。

はぁ･･･折角プリンを食べようとしたのに、この店はまた次の機会に来るとするか。

「折角だからご一緒しても良いかな？学校の事とか分からない事があるなら私に相談して！(まぁこんな美少女に頼まれたら断るなんて事ないけどね！)」

チッ帰るタイミングを逃した。

おい待てまだ良いなんて言ってないぞ勝手に座るな。

「柚木さんは何頼むの？」

マ・ジ・デ・ス・カ