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#32 そのかわり・・・ ページ32

「あれ?Aさんどこに・・」


「しぃーっ!」




途中、こそこそしている私を見かけて

隊士たちが話しかけてくる





バレちゃうじゃん!


今の私の様子見て、誰かから隠れてるって悟れよ!



「ほんとバカだな・・・」

「え、なんで」








そしてやっと・・・・




「よしっ・・・ここまでくれば・・」




真選組と言うなの牢屋から脱獄


まるで犯罪者のような気分



だがまぁ、悪くないな





「ここまでくれば?」



「万事屋にいっけるぅー!」




言葉に反応し、ハイテンションで言った


だが数秒後、異変に気づく





「・・・あ、あぁ・・・これはこれは
 ごきげんよう・・・た、隊長さま」



「ごきげんよう、んで
 何処行くつもり?」





ニッコリと笑顔で、挨拶を返してくる

怖いを通り越して気味悪い


な、なんなんだコイツは・・・


一体いつからいた!?





「あ、いえ・・・
 ただの散歩でございます・・」


「散歩に行くのに、わざわざ裏口からでなくたっていいだろぃ」





「き、気分転換です」と、あからさまな言い訳を探しつつ

数歩ずつ、後退り・・









すると隊長は、大きくため息をつく



「万事屋なら行くなっつてんじゃん
 なんでわかんねーんだよ」


「わかりたくねーんだよ・・・」





ぼそっとつぶやき舌打ち


隊長はそれに気付き「あ?」と怒鳴る




「だってさぁ・・・、今日皆で鍋囲むんだってぇ
 お登勢さんたちとだよ、超行きたいじゃん」




指をツンツンとしながら唇を尖らせる

隊長はまぁ当然、だからなんだって顔してるんだけど





「楽しそうだもん、家族みたいでさ」






すでに家族が居ない私にとっては



万事屋が、家族みたいなもの



暖かくて、すごく落ち着く






「・・ったく」





・・・まさか・・


許してくれ・・・







「行けよ、万事屋」






たぁああ!!







「まじか!」





「その代わり、俺も同行するから」









・・・・・え。

#33 ヘビーローテーション←→←#31 こっそりと・・・



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栗兎(プロフ) - みこたろうさん» わぁああぁあぁあっ神じゃないんですってぇえええ。゚(゚´Д`゚)゚。 いや、でも本当ありがとうございます・・!お気に召していただいたようで本当に良かったですε-(´∀`*)ホッ (2015年1月4日 21時) (レス) id: adbd147c45 (このIDを非表示/違反報告)
みこたろう - 面白いっス!!マジ最高っス!! (2015年1月4日 20時) (レス) id: 059eb2d903 (このIDを非表示/違反報告)
みこたろう - 作者、神ですかァァァアアァアア!!! (2015年1月4日 20時) (レス) id: 059eb2d903 (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - 10話なう! 面白いも何も神だからb (2015年1月1日 23時) (レス) id: 57a791093e (このIDを非表示/違反報告)
栗兎(プロフ) - kotoさん» ありがとうございます・・・!!面白くかけていたらいいのですが・・・(;´∀`) いってらっしゃいませー! (2015年1月1日 22時) (レス) id: adbd147c45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:栗兎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kuri-Rito/  
作成日時:2014年7月6日 15時

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