【銀魂】甘い塊、甘い君【沖田総悟】

story.9 ページ10

「なんか最近、Aよく来る男と仲いいアルな」

「高口くん？
　あぁ･･･、まぁよくいるけど」


なぜか心から笑えなくて、苦笑いが零れる
神楽はそんな私の表情を見て、目を細めた


「嫌なら、嫌って言えばいいじゃん」

「わ、私そんな顔してた!?」


表情から読み取られた気がして、私は咄嗟に顔を隠す


「別に無理して付き合う必要なんてないヨ
　AはAの自由にすればいいアル」


それができたら苦労しないんだけど･･･



やっぱり、そういうのって苦手なんだよなぁ

可哀想だし･･･




「それに、アイツなんかいい感じしないヨ
　やめといたほうがいいと思うネ」


神楽のこの言葉

私には、よく理解できなかった




＊



現在、登校中

本当最近、総悟と喋ってません

話そうにも、時間がありません


ずっと傍にあったものが、急になくなってしまうと

なんとなく寂しいな


総悟なら尚更



「それでね、俺の友達が――･･･」

けど、彼を無視するなんてこともできないし




総悟を少し見てみると、無愛想なまま
私に見向きもしない





＿＿総悟と話したいな･･･









何か最近物足りない

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