story.8 ページ9
「す、好きです!!」
「え？」
突然の告白
相手は同級生の男の子
名前も知らない他人からだった
「Aさんと初めて見た時から･･･、
ひひッ･･一目惚れしちゃって」
恥ずかしそうに、噛みながら言う
なんか、可愛らしい･･･
「お、俺と付き合って･･くれませんか！」
手を差し出し、頭を下げる
私は戸惑いながらも、頭を下げた
「ご、ごめんなさい･･･
あなたとは、お付き合いできません･･･」
し、仕方ないよね？
全く知らない人だし･･･
「あ･･･だ、だよね
ご、ごめんなさい！」
そう言って、涙目で頭を下げる
こっちまで悪い気がしてくる
「あ、い･･･いえいえッ!!
よ、よろしければお友達から･･･とか」
このまま去っていくのも可哀想だよね･･･
友達、位なら全然構わないし･･
＊
「そいつ、誰」
「あ、えっと･･･
B組の、高口快斗･･･くん」
なぜか、一緒に登下校をしたいと言い出した高口くん
断るのも悪く、一緒にすることとなった
やっぱり、総悟怒ってるかな･･･
急に人連れて来ちゃって････
「ふーん･･･」
彼を見て、総悟はそうとだけ呟いて
さきさき歩いて行ってしまう
「あ、ちょ総悟！」
やっぱり怒ってる！
絶対怒ってる!!
私も追いかけようと、走ろうとしたら･･･
「いいじゃん、別に
歩いて行こう？」
止められてしまった
高口くんは、普通に良い人なんだけど
こう、執着がすごいというか･･･
休み時間になると、いつも教室に来て
お昼も必ず一緒で
登下校もずっと隣にいる･･･
なんか、総悟と話す機会がすくなった気がする･･
せいぜい、授業中くらいかな･･･
その授業中の会話だって
あたりまえの事だったのに、すごく楽しく感じる
「Aー！」
今日も、チャイムがなって高口くんがやってくる
せっかく来てくれてるんだ、と私は席を外し廊下へ出る
少し、教室から出るとき
彼からの視線が、怒り気味だったのは
気のせい、かな･･･
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栗兎(プロフ) - ありりんさん» 返信遅れて申し訳ないです!!!:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):泣けるだなんて嬉しいです！ありがとうございました(*´∀｀*) (2014年11月3日 14時) (
レス) id: 7f98b3fc2c (このIDを非表示/違反報告)
ありりん(プロフ) - 泣けます泣けますぅ〜（T□T) (2014年10月18日 21時) (レス) id: ae62b04dca (このIDを非表示/違反報告)
栗兎(プロフ) - ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです(*´∀｀*)頑張りますね！ (2014年5月24日 19時) (レス) id: 5a10e76db9 (このIDを非表示/違反報告)
チーズ - 総悟ちょーかっこいいです！これからもがんばってください (2014年5月20日 18時) (レス) id: a7fb420e36 (このIDを非表示/違反報告)
栗兎(プロフ) - ゆうかさん» あぁぁあッ、ありがとうございます!!･ﾟ･(つД｀)･ﾟ･ ｳｪ―ﾝすごく嬉しいです、ありがとうございます！更新頑張りますね！ヽ(´ー｀)ノ (2014年5月17日 15時) (レス) id: 5a10e76db9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栗兎 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kuri-Rito/
作成日時：2014年5月3日 19時
