【銀魂】甘い塊、甘い君【沖田総悟】

story.26 ページ27

私なりに

総悟とのの関わりを少しでも減らそうと頑張ってる



例えば


登校は、総悟と会わないように
すっごい早く行ったり


下校は、気付かれないように
すっ････、といなくなったり



話さないように、なるべく顔を合わさないようにしたり･･･





まぁ、早く行こうとしても
家を出ようとした頃に見事なくらい丁度にやってきたり･･･


下校も、こっそり総悟に
靴が盗まれてたり、大事な物が盗まれてたりして帰れなかったり･･･


話さないようにしようと思っても、チョコで釣られたり･･･




あぁ、もうホント情けないよ自分････







　





　




　


結奈ちゃんと約束したのに･･･





　




「沖田先輩！」


彼女もかなり頑張ってる


今日はなんと･･･



「あの、お弁当作ってきたんですけど･･･」



もじもじっとして、恥ずかしそうにお弁当を差し出す

これは惚れるなー、とか自分で思ってイラッと来る



＿＿＿何だ私、ストレスでも溜まってんのかな･･･



「つっても俺弁当あるし･･･」







　





『応援･･･してくれませんか･･･？』









私の頭に、この言葉がよみがえる


そうだ、お手伝いしないと･･･








「ちょ、オイ」

「これは私が食べてあげましょう」


総悟が手に持っていたお弁当を奪い取り、私はそう言った


「太るぞ」

「うるさい」



これでいい


彼女の口元も、緩み少し嬉しそうだ









「ほら、もらっといで」




ちゃんと、役目を果たせてる








これで、いいんだ

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