story.12 ページ13
「ごめんね、急に」
あれから、やはり私ではなく
他の女の子を探すように、と高口くんを呼んだ
現在は友達としてやっているが、どうしても彼女になろうとなんて考えれない
「ううん、構わねーよ」
柔らかい笑みを浮かべ、彼は許してくれた
・・・いざ言うって、なると言いにくい
私は黙りこくってしまった
「あ、あのさ」
でも、言わなくちゃ・・・
「やっぱり私じゃなくて
他の子・・・探したほうがいいんじゃないかな・・って」
そう言うと、一気に曇る表情
やっぱ言わないほうが良かったかな・・・
でも、いつまでも友達で居るのも悪いし・・・
かといって付き合うわけにも行かないし・・・
「つまり俺の彼女には
ならない、ってこと?」
「・・ご、ごめんなさい」
冷たく感じた口調
怖いな・・・
罪悪感、のこっちゃいそう
「俺、Aじゃないとやだよ
Aがいい」
ゆっくり歩み寄ってくる彼に、私は思わず後ずさり
なんか、高口くんじゃない・・
怖い・・・
途端、背中に冷たい感触
「なんで俺じゃダメなの」
壁と、彼に挟まれた
彼は私の身体をなぞるようにすると、頬に手を当てる
背筋にゾクッと寒気が襲った
「そぉご・・・」
ポケットの中に入った携帯を、ギュッと握った
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栗兎(プロフ) - ありりんさん» 返信遅れて申し訳ないです!!!:(;゙゚'ω゚'):泣けるだなんて嬉しいです!ありがとうございました(*´∀`*) (2014年11月3日 14時) (レス) id: 7f98b3fc2c (このIDを非表示/違反報告)
ありりん(プロフ) - 泣けます泣けますぅ〜(T□T) (2014年10月18日 21時) (レス) id: ae62b04dca (このIDを非表示/違反報告)
栗兎(プロフ) - ありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです(*´∀`*)頑張りますね! (2014年5月24日 19時) (レス) id: 5a10e76db9 (このIDを非表示/違反報告)
チーズ - 総悟ちょーかっこいいです!これからもがんばってください (2014年5月20日 18時) (レス) id: a7fb420e36 (このIDを非表示/違反報告)
栗兎(プロフ) - ゆうかさん» あぁぁあッ、ありがとうございます!!・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ンすごく嬉しいです、ありがとうございます!更新頑張りますね!ヽ(´ー`)ノ (2014年5月17日 15時) (レス) id: 5a10e76db9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:栗兎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kuri-Rito/
作成日時:2014年5月3日 19時