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それから数週間後。
もうすぐ、文化祭の季節だ。
『ほんと、うちの学校って文化祭早いよね。まだ５月だし』
嵐「新しく入ってきた一年生が大変よねぇ？まぁ、頑張ってる男の子達を見れるのは良いけど♪」
なるちゃんとは、また同じクラスになれた。
女の子みたいで、大事な友達。
嵐「うちのクラスは執事喫茶でほぼ決まりかしら？」
『そうだね。私は裏方かなぁ』
嵐「何言ってるのよ」
『へ？』
嵐「Aちゃんはメイド服着るのよ♪そしたら、男の子のお客さん増えるし！」
『いや、そんなに需要ないよ』
嵐「大丈夫よ、Aちゃん可愛いし♪ね、晃牙ちゃん？」
晃「はっ！？」
なるちゃんに話を振られた晃牙は
顔を真っ赤にしてあわあわしていた。
何をそんなに慌てているんだ。
晃「まぁ、かっ、可愛いんじゃねぇの？///」
嵐「ほら♪」
『…そうかなぁ』
嵐「そうよ、これは拒否権ないから」
…たまになるちゃんって強引だよね。
基本的にKnightsの皆は強引なんだけど。
嵐「それより、Aちゃん」
ちょっと、と手招きされ耳を寄せる。
そして小さな声で聞かれる。
嵐「Aちゃんと晃牙ちゃんって付き合ってるの？」
『はっ！？』
晃「んだよ」
『なっ、なんでもない』
反応した晃牙をごまかし、
なるちゃんに向き直った。
『なんでそうなってるの？ただの幼馴染みだし！』
嵐「でも、みんな気になってるわよ？どうなのかって。実際どうなの？」
『えぇ！？そんなこと、考えたことないし…』
嵐「そうなのねぇ。なんだか晃牙ちゃんが不敏だわぁ」
『なんで？』
嵐「ほら、今だって晃牙ちゃん私を睨んでるもの」
なるちゃんの指差さす方を見ると
晃「がるるる」
なるちゃんに、威嚇している晃牙がいた。
いや、犬かよ。
なんで威嚇？
嵐「Aちゃん、意外と鈍感よねぇ」
『私が？そんなことないよ』
嵐「自覚ないのね…まぁいいわ。恋の相談ならいつでもアタシにしてちょうだい♪」
"恋の相談"だなんて
当分なさそうだけど。
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おもち - 晃牙くんちょーかっこいい…(*°∀°)= 作者さんHoneyWorks知ってるんですね〜！この曲も晃牙くんも大好きなんでマジ私得でしかありません(*^◯^*)これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2019年8月15日 22時) (
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作者名：咲那 | 作成日時：2018年11月17日 0時
