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07. ページ8

車を停めている場所が少し離れているため歩くことに。


「Aちゃん抱っこー」

「父ちゃんが抱っこしてるだろ」

「オラはAちゃんの腕の中がいいの!」


夜中だというのに親子が言い合いしだしたので近所迷惑になる前にAは手を出す。


「はい、しんちゃん」

「ほっほぉおい!」


ひろしは羨ましそうにしながら拳を前で握る。
その様子を見ていたオカマ2人はひろしの肩に手を頷いていた。


「ねぇしんちゃん」

「なーにー?」

「オカマさんのこと"お姉さん"って言うのって悪いことかな?」

「えー?
オカマさんたちに聞けばー?」


それが出来ないから聞いたんだよ、と心の中でツッコミを入れた。
5歳児に聞くことじゃなかったな、そう反省していた時、近くにいたオカマに声をかけたしんのすけ。


「―だって、どー思う?」

「ちょっ、しんちゃん!」


口を塞ぐもすでに言い終わっていた。
しかも聞いたのはその間違えた人だった。


「アタシは嬉しかったわよ
気にしなくていいわ」

「は、はい!」


笑った顔がキレイでドキッとしたA。



「(ヤバい、キレイすぎて普通に美人だ・・・)」







−・−・−・−







野原家に説明するためにオカマ2人が後ろに座ったので助手席にお邪魔することにしたA。
後ろの会話に耳を傾けながら前を見る。


「珠由良族東京支部ぅ〜」


大きいオカマがそう言うとAは考え出した。


「・・・ということは行先は東京方面ですよね?」

「えぇ、新宿よ」

「ちょっと入り組んだ道になりますけど、10分ほど早く着ける道ありますよ?」

「あら、ホント?
案内頼んでいいかしら?」

「はい、お任せ下さい」


後ろに座ったオカマ達は道が違うと言い出したが、運転手は無視してAに道のりを聞いていた。

言っていた通り早く着いたので、Aは後部座席組に褒められた。

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al8056(プロフ) - 39話の風景や景色って意味一緒じゃないですか?wでも、スルーしときます (2019年12月3日 12時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
静狐 - ラベンダー夢がこんな所にあるとは!ずっと探していました!ありがとうございます! (2019年5月13日 0時) (レス) id: 0292f2bd22 (このIDを非表示/違反報告)
なす - ああ、なんていう私得。ラベンダー推しにはたまらん小説です!! (2019年4月28日 0時) (レス) id: 9d18b86cff (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - ラベンダー夢探してたのでめっちゃ嬉しいです!そしてすごく面白かったです!!ラベンダーとどうなっていくのかドキがムネムネです! (2019年4月13日 23時) (レス) id: 9d18b86cff (このIDを非表示/違反報告)
ふたみや遥(プロフ) - 寧王さん» ラベンダー推しの方に言ってもらえると頑張れます(;ω;) 本編完走までは宜しくお願いします!! (2017年6月17日 13時) (レス) id: 8b56dcecae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふたみや遥 | 作成日時:2017年5月30日 21時

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