【クレしん】キレイなお姉さんはオカマだった【暗黒ﾀﾏﾀﾏ】

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はい、車を発進させましょう。




「ねぇ疑うようで悪いけど、警察手帳見せてもらえる？」

「うん、国民に対する義務だよな」

「ホントはただの危ないお姉さんだったりして」


刑事(仮)さんは懐から警察手帳を出した。
そしてページを開いて、顔写真と名前が載っているところを見せてくれた。


「東松山よね！
正真正銘の千葉県警の刑事よ！」

「東松山･･･」

「よね･･･」

「おぉー、よねさんなんてなんだか渋ーいお名前ー！」

「その名前は忘れてちょうだい。
"グロリア"と呼んで」


みんな呆れる


「えーっと、じゃあグロリアさん」

「な、なに！？」

「レモンさんの免許の点数 引かないであげてくださいね」


私が床に座っている時点で乗車人数が超えている。


「あらやだAちゃん、心配しなくてもこの人が勝手に(・・・)乗ってオーバーしちゃったんだからこの人が悪いのよぉ」


ローズさんが横目でよねさんを見る。
よねさんは悔しそうにしていたけど、言わないことを約束してくれた。


「あれでしたら、後ろの荷物乗せるスペースにでも移動しま｢またおかまほられるかもしれないんだから止めなさい｣...ごめんなさい」


ラベンダーさんがすごく怖い。
軽率な発言してすみませんでした


「んもぅ、ラベンダーったらぁ
Aちゃん、気にしなくていいわよ？
あの子ちょーっと不器用なだけで」

「ちょっと、ローズおにいたま？」

「やだこわーい」

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