【クレしん】キレイなお姉さんはオカマだった【暗黒ﾀﾏﾀﾏ】

01. ページ2

夜、野原家はテレビを見ていた。
ニュースではハニワが盗まれた事件が取り上げられていた。

「タマタマが取られた痕だゾ！」

「ははっ、そーかもな」

「やぁねぇ」

「それにしても盗まれるほどの価値があるんですかね？」

「そんな風に見えないけど、
昔のものはよく分からないわねー」


談笑しながら時を過ごした。







−・−・−







その次の日、バイトが終わり帰路につくA。


「ただいま帰りましたー」


ひまわりが寝ているかもしれないので少しトーンを落としながら中に入る。


「あ、Aちゃんただいまー」

「おかえりって言ってほしいかな！
しんちゃんもおかえり」


しんのすけが茶の間に入っていくのを見ながら靴を脱いだ。


「みさえさんは―って、お写真ですか」

「えぇ、寝顔が可愛いから」


確かに癒されるほどの可愛さだよなぁ、とAも寝顔を眺めながら思う。

みさえはしんのすけに、ひまわりを起こさないよう言ってからカメラを片付けに行った。

Aは手洗いうがいをするために洗面所に向かった。

02.→←00.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す