二十三杯目、ご自分で(笑) ページ25
A「……zzz」
アイス「どうして起きないのさ…。」
あれから一時間くらい…かな?
A「…。」
Aの胸に顔をうずめて泣いて、眠ったんだけど…。
Aも疲れてたみたいで、目を覚まさないんだ。
ノル「アイスー、Aー。」
がちゃ…
アイス「ちょっとノーレ!ノックくらいしてよ!」
ノル「ああ、悪ぃ。でもな、眉毛から宅急便で、あんこがAに頼んどったものが届いたんだべ。」
アイス「ああ、Aを五日間家から遠ざけておくための口実?」
ノル「んだ。計算だと五日かかるんだったが…さすがA、すでに全部そろってるべ。」
アイス「え…じゃあ僕たちもいそg…」
A「やっぱり追い出すための口実だったんですね…」
後ろから感じる殺気…。
いつの間に起きたの!?
ノル「…アイス、ちょっと買い物さいくべ。」
アイス「そうだね…」
ガシッ。
A「えへへ〜。逃がしませんよ〜?」
アイス・ノル(Aがキレた…。)
ノル「いいんでねえの?二人っきりで楽しんでろ。」
アイス「裏切ったぁぁ!!」
A「じゃあ、イース君だけでもいいです〜。」
バタン。
非情にもドアが閉まる。
A「も〜…人のことを遠ざけるなんて、本人の前で言っちゃだめですよ?」
Aの黒い笑み…
僕、生まれて初めて見たよ…。
・
デン「あり?Aは?」
ノル「さっきキレとったべ。」
アイス「最悪…死ぬかと思った。」
フィン「僕、Aちゃんが本気で怒ったところ見たくないです…」
スー「見たことあっけども…あれは鬼神だべ。」
フィン「鬼神!?」
その時、キッチンからAが顔を出した。
A「呼びました?」
デン「あ、Aー夕食なんだっぺ?」
A「ご自分でご用意ください(笑)」
アイス(まだ怒ってる…)
ノル(当たりめえだべな…)
デン「ええー?なんでぇ?」
A「本当に頭に来たんです。お兄様。」
そう言うと、Aはまたキッチンに戻っていった。
…お兄様?
スー「あれまぁ…。」
フィン「…僕たち、外食してきますね…」
デン「いってら!」
ノル「あんこはどうすんだべ?」
デン「俺はまだ…な?」
アイス「じゃあ僕、探し物とかいろいろあるから行ってくる。」
ノル「んだべな。」
よし…ほか四人がいなくなった…。
俺のターンだっぺ!!
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祈り子の夢(プロフ) - めっちゃ、面白いっす!あと、友希いいすか? (2011年11月7日 20時) (レス) id: 3da27dd20e (このIDを非表示/違反報告)
イギリス命(プロフ) - そうでしたか、恐れ入ります すみません後、私には、呼び捨てでタメでいいですよ (2011年9月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 0ab2d64ee3 (このIDを非表示/違反報告)
しざき@ - 2424してしまい他の人にドン引きされた… (2011年8月27日 20時) (レス) id: 2921c5471f (このIDを非表示/違反報告)
あくあ☆ - 初めまして、小説すっごく面白かったです! 個人的に北欧好きなので、キュンキュンしました☆←これからも執筆頑張ってください、心から応援しています! (2011年8月25日 1時) (レス) id: 9ec06f2105 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ - イギリス命様>一杯目は、アイス君目線で書いているので、「ダン」で大丈夫なんです〜!キャラ表記とナレーション的文章は一応別にしてあるので、読みづらかったらすいません!! (2011年8月2日 0時) (携帯から) (レス) id: efac0a9753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻樹クレナイ