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二十杯目、ブルー・デーモンはマジ怖い。 ページ22

アイス「苦し…ッ。」

パフィ「おいおい、大丈夫かよ?フラれたくらいで病んだりしねえだろうなぁ?」

アイス「フラれてない!」

部屋にこもって泣いていた僕は、胸が苦しいことに気が付いた。

アイス「でも…最悪ッ。」

パフィ「だろーなぁ!」

ノル「アイス…?」

ドアの向こうからノーレの声。

ノル「どした…?話してみろ。」

鍵を開けてノーレを入れる。

僕の顔を見たノーレはちょっと驚いたような顔をしたけど、すぐに普段の顔に戻った。

アイス「Aと、アメリカが…」


僕は、見たことを全部話した。


ノル「…そういうことけ…。」

アイス「ノーレはどう思う?」

ノル「…Aは、アメリカと過去にいろいろ起こしてる。そういったことがある以上、Aがアメリカに告白する可能性は0に等しいと思うど。」

ノーレはいつもより冷静に考えを巡らせた…みたい。

アイス「そう…なんだ。でも僕、自分で聞いたものが信じられないっていうか…」

ノル「…信じなくてもいいんでねえの?」

アイス「…っ。」

ノル「まぁいいべ。俺、今日は仕事あっから出かけてくるど。」

アイス「……わかった。」

そう言うとノーレは部屋を出て行った。

パフィ「…よかったなぁ!」

アイス「まだ…わからないよ。僕、どうしたらいいか…」

パフィ「帰ってきたときに、AがAだったら変わってねえだろ!別人だったら…そん時はそん時だ!」

アイス「…。」





さて、Aがアメリカに告った…か。

そんなことありえねえと思うんだけんども…

確かめる必要があるんだべな…

それと、Aを連れ戻さねえとな…。

そう思いながら、俺は一人でアメリカの家に向かった。





米「アーーーーーーーッ!OH!NO!トゥースキュアリーすぎるよ!!」

A「そんなに怖くないですよぉ…日本さんの家の人が作った「ブルー・デーモン」っていうゲームが私には一番怖いです…。」

米「ウワァァァァーーーーっ!OH!MYGOD!!」

A(聞いてないですか…。)

夕暮れ時、私はアメリカさんの誘いでとあるDVDを見ているのですが…。

全然怖くないのにどうしてこんなに騒ぐのでしょうか…?

あ、ブルー・デーモンっていうのは、日本語に訳すと「青鬼」になるらしいです。

ピーンポーン…

米「ワァァァァ!!」

いきなりなるチャイムに驚く私たち。

…誰でしょう?

二十一杯目、君のための涙→←十九杯目、アメリカさんと私



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祈り子の夢(プロフ) - めっちゃ、面白いっす!あと、友希いいすか? (2011年11月7日 20時) (レス) id: 3da27dd20e (このIDを非表示/違反報告)
イギリス命(プロフ) - そうでしたか、恐れ入ります すみません後、私には、呼び捨てでタメでいいですよ (2011年9月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 0ab2d64ee3 (このIDを非表示/違反報告)
しざき@ - 2424してしまい他の人にドン引きされた… (2011年8月27日 20時) (レス) id: 2921c5471f (このIDを非表示/違反報告)
あくあ☆ - 初めまして、小説すっごく面白かったです! 個人的に北欧好きなので、キュンキュンしました☆←これからも執筆頑張ってください、心から応援しています! (2011年8月25日 1時) (レス) id: 9ec06f2105 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ - イギリス命様>一杯目は、アイス君目線で書いているので、「ダン」で大丈夫なんです〜!キャラ表記とナレーション的文章は一応別にしてあるので、読みづらかったらすいません!! (2011年8月2日 0時) (携帯から) (レス) id: efac0a9753 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻樹クレナイ

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