十六杯目、Mikilvægt fyrir systur ページ17
A「もう、なんなんですか兄さんったら!ひどすぎですよ!」
ちょっとイライラしながら家を出た私は、独り言を言いながら電車に乗りました。
休みなのでしたら、来月の兄さんの昇天祭の準備でもしようと思ってたのに…。
昇天祭ですか?
兄さんの…まぁ、お祭りですね。キリスト教のお祭りです。
一応お料理などをお出しして、いつもよりちょっと贅沢に…
って、私は何を考えているのでしょうか?
今は頼まれた仕事を…
?
このスケッチブックにメモ用紙がはさんでありますね…。
「Mikilvægt fyrir systur」
私、英語とかデンマーク語、それとグリーンランド語は話せますしノルウェー語も読めますけど…後三つはわからない!
A「…何の署名でしょうか?」
…しばらく考えていると、突然強い眠気に襲われ…て…
「これでAを連れていけるんだぞっ!」
誰でしょうか…?
・
デン「Aって、何をあげたら喜ぶんだっぺ?」
ノル「…ぬいぐるみ?」
アイス「それはノーレが欲しいんじゃないの?」
スー「…なんだべ?」
フィン「た、確かに、Aちゃん、あんまり感情を表に出さない分、難しいですね…」
ノル「っつーか、Aに聞けば速いんでねえの?」
デン「いや、聞いたらこっちの考えてること丸見えだっぺ?Aはただでさえ頭いいんだから…」
フィン「ほんの短い間、アメリカさんの家に留学していた時もありましたもんね…。」
アイス「で、どうするわけ?」
スー「ん…この際、一人ひとりでAの一番喜びそうなものを探してくるっていうのはどうだべ?当日まで隠して、誰のプレゼントが一番うれしかったか、聞いてみるのは…」
デン「おお!」
ノル「…ほかの連中はそれでいいのけ?」
フィン「僕、自信ないですけど…」
アイス「大丈夫じゃない?むしろ、そっちの方がやりがいあるし。」
ノル「まぁ…それでいいんでね?」
デン「よっし!じゃあ、その日までにAが喜びそうなものを探すっぺ!」
北欧5「おー!!(…めんどくさいよそのノリ…)」
・
A「あ、あれ…?私は…?」
・
メモ用紙の答え☆
アイスランド語で「大切な妹のために」でした!
誰が書いたかは…わかりますよね。
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祈り子の夢(プロフ) - めっちゃ、面白いっす!あと、友希いいすか? (2011年11月7日 20時) (レス) id: 3da27dd20e (このIDを非表示/違反報告)
イギリス命(プロフ) - そうでしたか、恐れ入ります すみません後、私には、呼び捨てでタメでいいですよ (2011年9月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 0ab2d64ee3 (このIDを非表示/違反報告)
しざき@ - 2424してしまい他の人にドン引きされた… (2011年8月27日 20時) (レス) id: 2921c5471f (このIDを非表示/違反報告)
あくあ☆ - 初めまして、小説すっごく面白かったです! 個人的に北欧好きなので、キュンキュンしました☆←これからも執筆頑張ってください、心から応援しています! (2011年8月25日 1時) (レス) id: 9ec06f2105 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ - イギリス命様>一杯目は、アイス君目線で書いているので、「ダン」で大丈夫なんです〜!キャラ表記とナレーション的文章は一応別にしてあるので、読みづらかったらすいません!! (2011年8月2日 0時) (携帯から) (レス) id: efac0a9753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻樹クレナイ