北欧喫茶へようこそ!☆ヘタリア

二十九杯目、無理だ! ページ31

A「さてと…今日はお天気がいいので、お洗濯ですね!」

中庭でAが洗濯中…

俺とフィン、スーはAが洗濯している姿を見てるんだけんども…

暇だっぺ!

フィン「Aちゃん、サルミアッキ出しますから、休憩しましょう〜!」

A「は〜い!」

サルミアッキって俺たち北欧組はよく食べるけど、ほかの地域では食わないみてえだべ。


・


アイス「…。」

リヒ「…。」

スイス「…。」

リヒ「これは…」

やっとミシンで縫うところまで進んだのに、縫っちゃいけないところまで縫っちゃった!!!

リヒ「私が何とか直します!」

スイス「アイスランドはこっちを縫うである!」

アイス「む、難しいよ…」

リヒ「でもAちゃんが喜んでくれます!」

スイス「好きな乙女のためなら、やるのである!」

アイス「わかってる…」

Aのためにも…頑張らなくちゃ!


・


今日も商店街をぶらぶらして、Aの誕生日プレゼントを探してる…。

何にすればいいんだべな?

きまってないのは俺だけらしいから、何とかしないとだめだべ…。

形に残るものが一番だべ?

そういえば、アイスのケータイをのぞき見したところ、なんか知らんがリヒテンシュタインと連絡を取ってたべ…

何をたくらんでるんだか…

ノル「お。」

なんとなく女子の好きそうなアクセサリーショップ発見。

…一人で入るのは恥ずかしい…。

ハン「あら!ノルウェー君!」

ノル「ハンガリー…」

ハン「うかない顔してるけど、何かあったのかしら?」

ノル「ちょうどいいところに来た。手伝ってほしいことがあるんだが…」

あんまり北欧以外の連中と話すのは得意じゃねえんだけど…。

ハン「へぇ〜…誕生日ねぇ。Aちゃんって、あんまり「これがほしい!」とか、顔に出さないから難しいわねぇ…」

ノル「だべ?」

ハン「でも、あの子優しいから、何をもらっても喜ぶんじゃないかしら?」

そーでねくて、俺は本気で喜んでほしいんだが…。

ハン「うーん…あ、そうだ!こういうのどぉ?」

俺は、ハンガリーの意見に耳を傾けることにした…


・


日本「そういうことでしたか…」

ハン「そうなの!お願いできる?」

ノル「日本!おめえはそういうの得意だっぺ?」

日本「ええ、できる限りやってみます。ですが…」

?

日本「デザインはノルウェーさんにお願いします!」

無理だ!!

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