【終末戦記CS】世に生を得るは事を為すにあり

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■天使に対して

『天使は神の意思であり、完全無欠で絶対的に正しい存在』と思っている。
全知全能の神が天の使いとして創造したのだから、完璧な存在のはず。完璧でなくてはならない。一種の強迫観念のようなもの。
完璧ではない、未熟な者は天使として不完全な存在だと見なし、排除しようとする。

そのため今の天使達は彼にとって紛い物でしかない。
なぜなら、常に完璧で正しい存在である天使が、何の罪もない清く正しいはずのオルディゴを追放したのだ。その時点で天使共は間違えているのだから、あれらは天使ではないだろう？
天界に蔓延る天使達(紛い物)を一掃して天界を綺麗にし、天使に戻ることが彼の目的。叶うかは別として、オルディゴはそれができると信じている。



■悪魔に対して

天使の落ちこぼれとして下に見ている。自身も悪魔だというのに綺麗な棚上げである。
また、悪魔だからといって変に対立するようなことはしない。わりと無関心に近い。彼の関心は神や天使といった天界のことに向いている。天からこぼれ落ちた者には既に眼中にないようだ。



■人間に対して

人間のことは基本的には娯楽にまみれ欲に溺れた汚い生き物だと認識している。ただ、稀にいる勤勉で清い魂を持つ人間は好ましく思っている。
人間と接点は基本的に持たない。悪魔の務めとして契約をしに行く時だけ。上記と同様に関心がない。
今まで契約してきた人間は他力本願で欲深い者たちばかりでうんざりしていたが、代償として『怠惰』を奪うことで無理矢理勤勉人間を作り出せて満足げにしている。

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