【終末戦記CS】世に生を得るは事を為すにあり

性格 ページ2

【性格】

堕天してもなお、自身を天使だと自称する悪魔。

神を崇拝しており、神の使いとして存在できていることを誇りに思っている。
そのため基本的に上から目線。天使は神に最も近しく、神に次いで崇高な存在であるから上からは当然、と思っている。傲岸不遜。悪気はない。
一応悪魔になったと自覚はしているが、それは形だけという認識。心の在り方は天使のままで変わっていないし、何より誤って堕天しただけのこと。本当の意味で堕天したわけではない。ただの屁理屈だがオルディゴはそう思っている。

素直でドがつくほどの生真面目。冗談は通じないし、本人も言わない。
常に真顔で、喜ぶ哀しむ楽しむといった感情の起伏が弱く、表情の変化も乏しい。ただ怒ることは多い。
柔軟さが欠片もない堅物なため、規定路線をはずれることがない。逆に臨機応変な対応は苦手。
思ったことをそのままストレートに伝えてくるため、きつい言葉になりがち。相手を慮るなんてことはできないし、する必要も感じていない。
また、世間知らずで天然。ズレた言動をよくするが、本人はいたって真面目である。

思い込みが激しく、全てにおいて都合良く解釈しがち。
『天使は神の意思であり、完全無欠で絶対的に正しい存在』と思い込んでおり、そのため『天使である自分は絶対に正しい』という方程式が出来上がってしまっている。何をするにもこの考えが根底にあるため、自分が間違っているなんて露ほども思わない。
意見が対立したならば、自分が正しくて向こうが間違っている。相手が天使だろうと、向こうが不完全な出来損ないの天使で、こちら側が完璧で正しい天使、という線引きがされる。
また、たとえ神に直接戒告を受けたとしても、彼が考えを改めることはない。むしろ神に対してもあれは偽物だ、と糾弾するだろう。
つまり、神や天使を崇拝しているのではなく、己が作り上げた偶像を崇拝しているだけに過ぎない。
理想の世界しか見えておらず、狂信的で盲目的。

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