学級委員長と副委員長【国見英】

学級委員長1 、 ページ1

、






「 まずは学級委員長
と、副委員長を決めるぞー」




今日は入学式だった。

そう、私達青葉城西高校新一年生のね、



そして学級委員長決め…、はぁ 。
どうせ皆さんやりたい人なんていないんです。



「 誰か、いないのか?? 」





担任の山中先生は予想通り、いないのか、という表情。





『 私 ，やります。』



挙手をすると 、新しいクラスメイト皆が私の事を不穏，驚いた，など様々な表情で見てくる。



「 柊…!! 」



山中先生が嬉しそうな表情で私の好きじゃない苗字で呼ぶ






『 はい 、できるのなら喜んで、 』



表情を作るのは苦手で無表情のままだ。






「 え−じゃー、次副委員長。」




次こそ来ないか、という顔で先生が周りを見渡す、





「 せんせー！国見ｸﾝが良いと思うなｯ!! 」




その国見くんは後ろの席で寝ていた。
とても気持ちよさそうで、誰も起こそうとはしない



「 寝てるし、それでいいか。 」




［いいんだ］、小さく声を漏らした。

副委員長2 、→

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