24 ページ24
.
「何言ってるの。私にはユンギしかいないんだよ?
ずっと一緒にいたいって思うのも、好きだって思うのも全部全部ユンギだけだよ。
たとえユンギが遠くに離れても、私がユンギを好きでいることに変わりはないよ。私だってユンギがいなきゃ、ここまで来れなかったもの。
だから、そんな悲しいこと言わないで。ずっと隣にいてよ」
彼と面と向かってこんなことを話したのは初めてかもしれない。
一緒にいる時間が長すぎて、お互いがお互いを分かったつもりでいたから何も聞かなかったし、言わなかった。
けど、ユンギも不安なんだって分かって。
よく分からないけど自分でもびっくりするくらい落ち着いてる。
「……やっぱ好き。
A、愛してる」
「私も、愛してる」
引き寄せられるようにゆっくりと唇が重なって。しばらくしてそっと離れたそれは少し名残惜しかった。
「手、出して」
大人しく手を出すと、少しひんやりとした感覚が体を伝って。
「これ……」
「ほんとは明日言うつもりだった。
でもやっぱり、一日でも長くAと一緒にいたいから」
「……ほんとにいいの?事務所とか、メンバーとか」
「全部話したし、了承もしてもらったから」
私の知らない間にこんなにも用意していてくれたなんて。
薬指でキラリと光るそれがユンギの想いを表しているようだった。
「A。
俺と、結婚してください」
.
538人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
閔(プロフ) - ソユンさん» わー!ありがとうございます!完結したにも関わらず嬉しいお言葉......ジンペンのソユン様によかったらですが、私が今書いているジンさんのお話をオススメしたいです(殴) SINいいですよね!長男と次男の絡みはたまりません......読んでくださりありがとうございました! (2019年10月23日 17時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
ソユン - この話めっちゃ気に入りました!!私はジンとジミンペンですけどSINの絡みも大好きなのでめっちゃいいです!/^o^/ (2019年10月23日 17時) (レス) id: f87cf02fdd (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - ミロさん» ミロちゃん!!わざわざこちらにまでありがとう!私がユンギさんペンということもあって、このお話は私の好きだけを詰め込もうかなと...笑笑 少し切なく、あま〜いユンギさんとの日々に癒されちゃってください!ミロちゃんの応援ももらってまた頑張ります! (2019年10月7日 20時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 閔ちゃん!癒されに来ちゃいました(o^^o)そしたらほんとにほんとに癒されましたー(*^^*)ユンギさん好きすぎる…(о´∀`о) (2019年10月7日 20時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - 猫わかめさん» 新作ですよぉぉぉぉ!そしてユンギさんですぅぅぅぅ!私の好きを詰め込むつもりですのでぜひ、楽しんでいただけると嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!! (2019年9月22日 23時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:閔 | 作成日時:2019年9月22日 22時