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運命14 ページ14

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「で、何であんな死にそうだったの?」


「だって……朝からヌナの顔も見れなかったし、午前中も2回しかヌナに会えてないし、俺の愛の叫びだってまだ1回しか言えてないんだもん」


「いや、十分でしょうよ」


「全然ダメ。俺、もうすぐ死んじゃう。ヌナ失調で死んじゃう」


「栄養失調みたいに言うな」








制限をつけても懲りないこいつに思わずため息が出る。ユンギは隣でずっと笑ってるし。何がそんなに面白いんだか。こっちはどう説得しようか悩んでるってのに。








「ヌナ、俺のこと好き?」


「何でそうなる」


「だって俺から言えないならヌナに聞くしかないじゃん」


「私に聞いてどうなるのさ」


「俺が満足する」


「私は満足しない」


「それでいいの。ね、何でもいいから言ってよ。じゃないと俺、ほんとに死んじゃう」


「……メンヘラ」








小動物のような目をウルウルさせてお願いしてくる。……やめよ。ずっと見てたら同情しそう。


唐突に気持ちを聞かれたわけだけど。正直に言えば別に嫌いじゃない。重いところ以外は普通に優しいし、気配りだってできる。
それに、あんなに嫌がってた割には約束もちゃんと守ってるし。

これくらいならいい、かな。








「……嫌いではない」


「それって好きってこと?」


「そうは言ってないでしょ。嫌いじゃないってだけ」


「……ひひっ。まあいいや。ありがとうヌナ!」








そう言って抱き着いてきた。慌ててユンギの方を見れば気持ちよさそうに眠っていて。安堵すると同時に幸せそうな表情にムカついた。もうこいつ置いてこう。








「へへ。ヌナ、大好き」


「はい、これで2回目。あと1回ね」


「えっ。待って、今のは無しじゃない?お願い無しにして!」


「ダメ。はっきり好きって言ったじゃん。ちゃんと聞こえたからね」


「そんなぁ……」








自分の気持ちを伝えるって少し、恥ずかしい。






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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , テヒョン
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(プロフ) - muuさん» コメントありがとうございます!そうですね......続編に行って続けるのは今の現状を考えると少し厳しいので、残り4ページを番外編に当てようかなと思います!短いですが、muu様に喜んでいただけるように頑張りますね! (2019年10月14日 19時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
muu(プロフ) - その後の2人が気になります〜続編求めます! (2019年10月14日 19時) (レス) id: 8ac6b35584 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - honeyさん» ありがとうございます!ですよね!!テヒョン氏はイケイケか可愛いかのどちらかに分かれることが多い気がします笑 この作品では四次元5歳児テヒョン氏をメインでいれつつ、可愛さや男らしさも出していければと思っています!これからも頑張ります! (2019年8月15日 15時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
honey(プロフ) - 女遊びが好きなテヒョンもカッコよくていいけど、素直で可愛い一途のテヒョンもヤバすぎますっ!!!この作品大好きです!!頑張ってくださいっ!!! (2019年8月15日 15時) (レス) id: fe02d97946 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いつきさん» いつきちゃん!ありがとう!ちょっとはじめてのジャンルなのでお先真っ暗ですが、頑張りますね!いつも応援ありがとう! (2019年8月13日 10時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年8月13日 1時

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