23.バレてしまった ページ23
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「本当にありがとうございました」
「いいんですよ。これくらいお安い御用です」
「本当に……はぁ。僕は不器用なんです。僕が触ったものは壊れることが多くて、メンバーにもナムジュンには近づくな、って……なんでこんなに不器用なんでしょう」
いきなりのお悩み相談。だけど、こんな風に普通に話したのはナムさんが初めてだ。やっぱり関わることが多かったからだろうか。私もナムさんには一番心を許せている。といっても、比較的楽に話せるだけ。比較的、ね。ここ大事。
「……不器用でもいいんじゃないですか？ナムジュンさんはいつも、誰よりもこの防弾少年団というものを考えていると思います。
頭の回転が速くて、リーダーという責任の重い役割を担って。それに加えてプライベートでもしっかりしろなんてさすがに無理があると思いませんか？
皆さんは、ナムジュンさんのことちゃんと理解してくれていると思います。
私、いつも見てるだけだったけど今なら分かります」
「……いつも？」
「あっ……えっと、その……実は私、ずっと皆さんのファンで……」
「……そうだったんですか！？」
バカなことをしてしまったと思った。ファンだなんて言ったら、私が彼らのことを狙って仕事を引き受けたと誤解されてしまうかもしれない。
あわよくば、なんて考えてはいたけどいざそうなると嬉しいとかそんなの全然考えられなかった。
「すみません……決して下心があったわけではなく、私はただ通訳としてこの仕事を引き受けただけで……」
あぁ、もう！私のバカ！こんなのただの言い訳じゃない！絶対誤解された。どうしよう、まだ1週間なのに。謹慎とか？最悪私の首が飛ぶかもしれない。
全員に聞かれてなくて良かったという安堵と、リーダーであるナムさんにはバレてしまったという絶望に苛まれた。
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閔(プロフ) - nanaさん» ありがとうございます！申し訳ありません、苗字は固定です。ご期待に応えられず申し訳ありません...！ (2019年7月22日 19時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - 更新たのしみにしています！苗字は変えられないですよね...? (2019年7月22日 19時) (レス) id: 1c8c31250d (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - ミイミイさん» わわわ、ミイミイ様！ありがとうございますっ！！ミイミイ様にそう言っていただけるなんて......嬉しすぎます！可愛いナムさん......いいですよね！私も大好きです！ミイミイ様に励まされて俄然やる気が出たのでこれからも頑張りますね！ありがとうございました！ (2019年7月4日 22時) (レス) id: bb6f8ac404 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - 閔さんお久しぶりです！ニヤニヤしながら読ませて頂きました！その情景が想像できるリアルさがたまらないですっ(*´∀`)ナムさん可愛い！どんな展開になるか楽しみにしてます！ (2019年7月4日 22時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2019年6月29日 18時
