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「私のために、これを……？」
「……ん」
「だから、ずっと遅かったの？」
「……どれがAに一番似合うか考えて、店員とも何回も話し合って。そしたらこんなに時間が経ってた。
待たせてごめん。寂しくさせてごめん。」
優しく微笑むユンギに、どうしようもなく好きが溢れて。
両手でも抱えきれないほどの好きが、胸の奥から溢れ出てくる。
私のためにずっと考えてくれていたことが嬉しくて。
結婚しようって言ってくれたユンギが好きでしかたなくて。
選択肢なんて、なかった。
「私を……ユンギのお嫁さんにしてください」
「ふはっ。なんだよ、その返し」
「だ、だって……なんて言えばいいか分からなくて……」
「ははっ。うん。それでいいんだよ、Aは。
そういうとこも全部好き」
「っ……」
今までで一番幸せそうに笑うユンギ。
私も、今が一番幸せだよ。
そっと薬指にはめられた指輪。お互いにつけあって、そのまま指を絡めてぎゅっと繋いで。
こつん、と合わさった額にさえも愛しさが溢れてくる。
「愛してる、A」
「私も、愛してるよ」
お互いに微笑みあって、
そっと、唇が重なった。
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「ヤー。ソラ、こっち来い」
"ニャア"
「ほう。逃げるのか。仕方ない。探してやらんこともないぞ」
「ユンギ。時間、大丈夫なの？」
「……あ」
「ふふ。ほら、用意しておいたから。いってらっしゃい」
「……いつものは？」
「はいはい」
そっと唇を合わせれば、満足そうな表情を浮かべていってきます、と言って出て行った。
これが日常になりつつある今日この頃。
私は今、とっても幸せです。
ツンデレ猫で、少しだけ砂糖が多くなった旦那さん。
これからも末永くよろしくね。
-fin-
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閔(プロフ) - Bigloveさん» わわ、とても嬉しいお言葉！(*´∀｀*) 本当に、可愛いの極みですよね...ニヤけを抑えるのに必死でした(笑) ご本人は犬を飼ってらっしゃるので、このお話では猫にしようかなぁと。ふふ、正解でしたね！(*^^*) ご愛読ありがとうございました！次回もお楽しみに！ (2020年4月7日 8時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
Biglove - 微糖ユンギさん、最高でした…！約指輪を照れ臭そうに渡すユンギさんもばっちり妄想できましたよ！可愛いの一言です(*´∀`*)…犬も良いですけど、猫と戯れるユンギさんの写真集とかあったら最高ですね。ずっと見てられます(笑)新作も待ってますね。 (2020年4月6日 15時) (レス) id: c79a63cea7 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - ダッフィー θ ω θさん» わぁ！ダッフィー θ ω θ様もユンギ推しなのですね！嬉しいです！！少しでも多くのユンギペン様に、少しでも多くのARMYの皆さまに読んでもらえたら嬉しいです(*´∀｀*) 次のお話も頑張りますね！ありがとうございました！ (2020年4月2日 14時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
ダッフィー θ ω θ - めっちゃ、いい話をかいてくれてありがとうございやす！！私も、ユンギ推しで、この物語見るのが楽しみでした！ありがとうございました！！w次も楽しみにしてます！ (2020年4月2日 0時) (レス) id: 8e13a950e1 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - サグアさん» わぁ！ありがとうございます(*´∀｀*) とっても嬉しいです！サグア様の癒しとなっていたら幸いです(*´∀｀*) 残り4人。素敵な彼らを書いていけるよう頑張ります！ありがとうございました！ (2020年4月1日 21時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2020年3月1日 22時
