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まだかな、とさっきの続きを見ながらぼんやりと考える。


暫くしてガチャ、とドアが開いて。
ほんのり頰が赤いユンギと、綺麗になった子猫。





 



 


「わぁ、すっごく綺麗……」



「真っ白だな」



「ふふ。ユンギみたいだね」








 
 


さっきは汚れていて分からなかったけど、本当に真っ白で綺麗な毛並み。

ユンギも肌が白いから、一緒にいるとそっくり。




 



 

 

「どこで拾ってきたの?」



「路地でダンボールの中に入ってた。
たぶん、育てきれなかったんだろうな」



「……そっか。
よかったね。もう大丈夫だよ」












そっと顎の下を撫でればペロ、と私の手を舐めてきた。


必死に私の手を舐める様子は、私たちを恐れているようには見えなかった。




 


 
 

 

「……こんなに大人しい子なら、もしかしたら酷いことされてたかもしれないね」



「……よかったな。俺に拾われて」










 

ユンギも頭を撫でる。
前と後ろから撫でられてきっとこの子も散々だろうけど。



でも、こうして出会えたのも何かの縁かな。





 


 



「名前、どうする?」



「……ソラ」



「ソラかぁ……ふふ。うん。いいね」





 
 


「よろしくね、ソラ」



「言うこと聞けよ、ソラ」












ニャア、と返事をするソラ。







 
今日から家族が増えました。



 

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(プロフ) - Bigloveさん» わわ、とても嬉しいお言葉!(*´∀`*) 本当に、可愛いの極みですよね...ニヤけを抑えるのに必死でした(笑) ご本人は犬を飼ってらっしゃるので、このお話では猫にしようかなぁと。ふふ、正解でしたね!(*^^*) ご愛読ありがとうございました!次回もお楽しみに! (2020年4月7日 8時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
Biglove - 微糖ユンギさん、最高でした…!約指輪を照れ臭そうに渡すユンギさんもばっちり妄想できましたよ!可愛いの一言です(*´∀`*)…犬も良いですけど、猫と戯れるユンギさんの写真集とかあったら最高ですね。ずっと見てられます(笑)新作も待ってますね。 (2020年4月6日 15時) (レス) id: c79a63cea7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ダッフィー θ ω θさん» わぁ!ダッフィー θ ω θ様もユンギ推しなのですね!嬉しいです!!少しでも多くのユンギペン様に、少しでも多くのARMYの皆さまに読んでもらえたら嬉しいです(*´∀`*) 次のお話も頑張りますね!ありがとうございました! (2020年4月2日 14時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
ダッフィー θ ω θ - めっちゃ、いい話をかいてくれてありがとうございやす!!私も、ユンギ推しで、この物語見るのが楽しみでした!ありがとうございました!!w次も楽しみにしてます! (2020年4月2日 0時) (レス) id: 8e13a950e1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - サグアさん» わぁ!ありがとうございます(*´∀`*) とっても嬉しいです!サグア様の癒しとなっていたら幸いです(*´∀`*) 残り4人。素敵な彼らを書いていけるよう頑張ります!ありがとうございました! (2020年4月1日 21時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年3月1日 22時

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