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「お兄ちゃん。そろそろ本題に入ってもらってもいい？」
「……あぁ。そうだね」
とん、と私の前にコーヒーを置いて目の前に座るお兄ちゃん。
自身も、コーヒーを啜りながらふぅ、と一つ息を吐く。
「あの日、急な土砂降りの雨でうちの店に駆け込んできたの覚えてる？」
「んー……なんとなく。びしょ濡れになったのは覚えてる」
「そっか。確かにあの日のA、すっごい濡れてたよね。シャワー浴びたみたいになってたよ」
「えぇ。そんなに？そこまで覚えてないなぁ」
お兄ちゃんいわく、その後は今みたいにこうしておしゃべりしていたそう。
「雨で濡れたのは分かったけど、私とユンギはいつ出会ったの？ここで出会ったの？それとも違う場所？」
「ちょ、ちょっと待って。ちゃんと話すから。ね？」
だって、早く知りたいんだもん。
どうして覚えていないのか、自分でも分からないけれど。
忘れてしまったのなら、取り戻したい。
もし、ユンギが怒ってしまうほど大切なことを忘れてしまったのなら、できるだけ早く。
「あの時のA、ずぶ濡れだったのにあの袋だけは大切に守ってたんだよ」
「ふくろ……？」
「そう。それが……
どうやら、ここまでみたいだね」
カランッ、と雑に鳴ったドアのベルの音。
入り口の方を見つめて微笑んだお兄ちゃん。
それにつられて、視線を動かす。
「ヒョンっ、Aがっ……！」
バチっと目があって。
その瞬間、
びしょ濡れの貴方は、私をきつく抱きしめた。
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閔(プロフ) - Bigloveさん» わわ、とても嬉しいお言葉！(*´∀｀*) 本当に、可愛いの極みですよね...ニヤけを抑えるのに必死でした(笑) ご本人は犬を飼ってらっしゃるので、このお話では猫にしようかなぁと。ふふ、正解でしたね！(*^^*) ご愛読ありがとうございました！次回もお楽しみに！ (2020年4月7日 8時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
Biglove - 微糖ユンギさん、最高でした…！約指輪を照れ臭そうに渡すユンギさんもばっちり妄想できましたよ！可愛いの一言です(*´∀`*)…犬も良いですけど、猫と戯れるユンギさんの写真集とかあったら最高ですね。ずっと見てられます(笑)新作も待ってますね。 (2020年4月6日 15時) (レス) id: c79a63cea7 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - ダッフィー θ ω θさん» わぁ！ダッフィー θ ω θ様もユンギ推しなのですね！嬉しいです！！少しでも多くのユンギペン様に、少しでも多くのARMYの皆さまに読んでもらえたら嬉しいです(*´∀｀*) 次のお話も頑張りますね！ありがとうございました！ (2020年4月2日 14時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
ダッフィー θ ω θ - めっちゃ、いい話をかいてくれてありがとうございやす！！私も、ユンギ推しで、この物語見るのが楽しみでした！ありがとうございました！！w次も楽しみにしてます！ (2020年4月2日 0時) (レス) id: 8e13a950e1 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - サグアさん» わぁ！ありがとうございます(*´∀｀*) とっても嬉しいです！サグア様の癒しとなっていたら幸いです(*´∀｀*) 残り4人。素敵な彼らを書いていけるよう頑張ります！ありがとうございました！ (2020年4月1日 21時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2020年3月1日 22時
