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「……大切なものを、探しにきた」
あぁ。そっか。
そういえば、あの時もそう言ってたね。
ユンギの首に腕を回して、鼻と鼻とがくっつきそうなくらいに近づく。
「……それってもしかして、
にっこりと笑えば、ユンギは一瞬目を見開いて。
そしてそのまま、私に口づけた。
そっと唇が離れると、どこか嬉しそうなユンギと目があった。
「思い出したのか？」
「うん。ちゃんと全部、思い出したよ」
「……そ。ならいい」
今思うと、私たちの出会いも悪くないのかもしれないね。
だって今私とユンギは一緒にいるから。
今はこんなにも大切で、大好きな人だから。
「それにしても、どうしてあんなに怒ってたの？
記憶喪失になったわけじゃないのに」
「……いいだろ、別になんでも」
「……ふふ。うん。そうだね。
もう思い出したから、なんでもいいや」
どうしてユンギがあんなに必死だったのか。
それは今でも分からないけれど。
でも、さっきのユンギがあの時の比じゃないくらい、本気で焦っていたのは分かったよ。
私のために、本気で心配してくれたことも。
それだけで、もう十分。
「……あ、でも。
もう怒って胸ぐら掴んだりしないでね？」
「っ……あの時は、色々爆発したからっつーか……
これでも反省してるから」
しゅん、と猫の耳が垂れ下がるのが見えた。
……かわいい。
いてもたってもいられず、思いっきり抱きつけばしっかりと受け止めてくれた。
昔のことは、また思い出したら語り合えばいい。
この瞬間しかない今を。
ユンギと過ごすこの瞬間を、大切にしたい。
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閔(プロフ) - Bigloveさん» わわ、とても嬉しいお言葉！(*´∀｀*) 本当に、可愛いの極みですよね...ニヤけを抑えるのに必死でした(笑) ご本人は犬を飼ってらっしゃるので、このお話では猫にしようかなぁと。ふふ、正解でしたね！(*^^*) ご愛読ありがとうございました！次回もお楽しみに！ (2020年4月7日 8時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
Biglove - 微糖ユンギさん、最高でした…！約指輪を照れ臭そうに渡すユンギさんもばっちり妄想できましたよ！可愛いの一言です(*´∀`*)…犬も良いですけど、猫と戯れるユンギさんの写真集とかあったら最高ですね。ずっと見てられます(笑)新作も待ってますね。 (2020年4月6日 15時) (レス) id: c79a63cea7 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - ダッフィー θ ω θさん» わぁ！ダッフィー θ ω θ様もユンギ推しなのですね！嬉しいです！！少しでも多くのユンギペン様に、少しでも多くのARMYの皆さまに読んでもらえたら嬉しいです(*´∀｀*) 次のお話も頑張りますね！ありがとうございました！ (2020年4月2日 14時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
ダッフィー θ ω θ - めっちゃ、いい話をかいてくれてありがとうございやす！！私も、ユンギ推しで、この物語見るのが楽しみでした！ありがとうございました！！w次も楽しみにしてます！ (2020年4月2日 0時) (レス) id: 8e13a950e1 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - サグアさん» わぁ！ありがとうございます(*´∀｀*) とっても嬉しいです！サグア様の癒しとなっていたら幸いです(*´∀｀*) 残り4人。素敵な彼らを書いていけるよう頑張ります！ありがとうございました！ (2020年4月1日 21時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2020年3月1日 22時
