ごめん21 ページ21
.
なんとかホソクの家までつき、二人を寝かせる。
ホソクは最後の最後までチョン君から離れようとしなかったし、ナムジュンはナムジュンで全く起きる気配がなかったし。
ほんと、保育園みたいだ。こんな子供いやだけど。
「ごめんね、チョン君。こんな所まで付き合わせちゃって。明日も仕事でしょ?早く帰らなきゃ」
「あの、パクさんは……」
「私はまたここに泊まってくよ。明日二人とも起きれなかったら困るし」
「そうですか……気をつけて下さいね」
「ふふっ。ありがとう。
それじゃあ、また明日ね。おやすみ」
「……おやすみなさい」
私が女だからなのか、夜だからなのか心配そうな顔で帰っていった。
今日のことでチョン君がどんな人なのかよく分かった気がする。
笑顔が可愛くて、実はとっても優しくて。突然変なテンションになったり、いたずらをしたり。
だけど自分の意思はちゃんと持っていて。
なんとなく、彼に似ている。
「はぁ……落ち着け。明日も仕事。今日もいっぱい飲んだし早く寝ないと」
脳裏に浮かぶ彼の顔をなくしたくて、とりあえず色んなことをした。
みんなのおかけで忘れられてたのに。
結局自分で思い出してるじゃない。
ちゃんとしろ、私。
.
1400人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mii(プロフ) - キュンキュン (2021年8月18日 7時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:閔 | 作成日時:2019年3月13日 21時