ごめん。 (ページ18)

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ごめん18 ページ18

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「……ご、ごめんなさい」

なんだかよく分からないけどとりあえず謝っておく。あと頭も深々と下げておく。

少しして頭を撫でられる感じがした。
顔を上げると優しく笑ってる二人と、頭を下げるチョン君の姿。

「A」

「は、はい」

「そんな怯えるなって。
みんな驚いてるんだよ。お前があんまり良いこと言うから」

「……てっきりみんな呆れてるのかと思ってたのに」

「ヤー！そんなわけないだろ。それにジョングガは一番感謝してるよ」

ホソクが言い終わると同時に顔を上げたチョン君。
その目には少し涙が溜まってて。
でもそれは嬉し涙だって分かった。

「ありがとうございました。
あなたの言う通り、俺は変わりたいのかもしれません。いえ、変わります。
だから……だから、俺に協力してくれませんか」

協力だなんて改まった言葉で頼んできたチョン君。
その答えは決めるまでもなく決まっているのに。

「当たり前だよ。
ふふ、じゃあ今日から私たちは友達だね」

「ヤー！俺もだぞー」

「俺もだよ」

「っ、はい！」

友達という言葉がよほど嬉しかったのか何なのか、とびっきりの笑顔を見せてくれたチョン君。

想像以上に可愛かったその笑顔に不覚にもきゅんとしてしまった。

「ふふ。やっと笑ってくれた。
明日からはもっと自然に行こうね。私もサポートするから！」

パク A。

やっと先輩らしい指導ができそうです。仕事には関係ないけど。

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