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「……A」
「ジミン君。
ふふ、また会ったね」
久しぶりにテヒョンとご飯を食べて家に帰ると、Aがいた。その腕の中にはルークスもいて。
俺を見てニャアと一つ、返事をした。
「まだ昼だけど、講義はもう終わったの？」
「今日は元々午前だけだったの。
これからルークスを検診に連れて行かなきゃいけなくて」
「そっか。ルークス、何もないといいね」
「うん。それを願うだけだよ」
Aがルークスを一撫でした後、俺も頭を撫でてやる。
相変わらず毛並みが揃っていてふわふわしている。
きっと、綺麗に手入れされているんだろう。
「ははっ。くすぐったいよ、ルークス」
俺の指を舐めてきたルークス。
ざらりとした舌がくすぐったくて、でもそれがまたかわいくて。
ニャアと猫撫で声を出すから思わず抱き上げてしまった。
「ふふ。ルークス、ジミン君のことが大好きみたい」
「そうかな？全く、かわいい奴め」
顎の下を撫でてやると喉を鳴らして甘えてきた。
暫くルークスと遊んでから、あまり長く話すのも悪いと思いAに渡す。心なしかルークスの顔が満足げに見えた。
「それじゃあ、またね」
「うん。頑張れよ、ルークス」
ルークスがニャアと鳴いた後、Aは歩き出した。
それから暫くの間、チリチリと鈴が鳴る音が聞こえていた。
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閔(プロフ) - まなさん» 読者の皆さまに読みやすいように、綺麗に文章を書くよう心がけているので、そう言っていただけて嬉しいです。切なくも前向きなお話でしたが、皆さまにも伝わったらいいなあ...と思っています。ご愛読、ありがとうございました！ (2019年12月25日 12時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
まな - 悲しいです。とても綺麗なお話でした。 (2019年12月25日 12時) (レス) id: 77b6913256 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - じみちむさん» なんて嬉しいお言葉......私はじみちむ様のお言葉に今涙しています...笑 温かいお言葉、しみじみと感じております。本当に嬉しいです。ありがとうございました！ (2019年12月25日 12時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
じみちむ(プロフ) - 泣いてます（ ｉ _ ｉ ） (2019年12月25日 8時) (レス) id: f91208f58d (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - サヤさん» もうその一言だけで嬉しさが溢れてます(*^^*) サヤ様に私の気持ちが届いたのならよかったです。 本当にありがとうございました！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2019年12月20日 21時
