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二人を避け始めてから三日。
最近は何も手がつかなくて、今日は大学を休んだ。
もうすぐに控えた評価テストもどうでもよく思えた。
ベッドに寝転べば、考えるのはAのことばかり。
そんな時、インターホンが鳴った。
「お久しぶりです」
「……ジョングガ」
ジョングクだった。ついでに言えば、ルークスもいた。
何でいるの、と聞けば今は冬休みで家族総出でこっちに来たそう。Aが帰るんじゃなくて、家族がこっちに来るのか。
とりあえず中に入れて、ココアを出す。
コーヒーがいいですと言われたけど、生憎ここにコーヒーはない。それを言うと、飲めないんだと笑われたからチョップしておいた。
「で、どうしたの」
「隈ひどいですね。寝てないでしょ」
「……まあ」
「どうせヌナのことでしょ。
……好きになるなって言ったのに」
確かに言ったけど、その時にはもう好きだったわけで。
それに、こうなったのはそれが原因じゃない。
「別にいいです。なってしまったものはしょうがないですし。
ただ……」
「ただ……？」
「今後一切、ヌナに近づかないでください」
はっきりと、そう言った。
その二つの瞳が俺を捕らえて、絶対に近づくなと言っていた。
……でも、心配いらないよジョングク。
じゃ、と言って帰ろうとするジョングクに声をかけた。
「ここずっと、Aには会ってないしこれからも会うつもりはないから、安心して」
「……信じますよ、それ」
そう言って、帰っていった。
そそくさと背を向けるジョングクとは裏腹に、ルークスはいつまでも俺を見つめていた。
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閔(プロフ) - まなさん» 読者の皆さまに読みやすいように、綺麗に文章を書くよう心がけているので、そう言っていただけて嬉しいです。切なくも前向きなお話でしたが、皆さまにも伝わったらいいなあ...と思っています。ご愛読、ありがとうございました！ (2019年12月25日 12時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
まな - 悲しいです。とても綺麗なお話でした。 (2019年12月25日 12時) (レス) id: 77b6913256 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - じみちむさん» なんて嬉しいお言葉......私はじみちむ様のお言葉に今涙しています...笑 温かいお言葉、しみじみと感じております。本当に嬉しいです。ありがとうございました！ (2019年12月25日 12時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
じみちむ(プロフ) - 泣いてます（ ｉ _ ｉ ） (2019年12月25日 8時) (レス) id: f91208f58d (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - サヤさん» もうその一言だけで嬉しさが溢れてます(*^^*) サヤ様に私の気持ちが届いたのならよかったです。 本当にありがとうございました！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2019年12月20日 21時
