１日目‐計画2 ページ7
その言葉を出すと、途端に空気が張り詰めた。二人の銀の瞳に緊張の色が現れ、真っ直ぐと私を見つめる。
『決行日時は覚えているな？』
「うん。ドアダムフェ国との戦争の日。戦争開始日の午後３時でしょ？」
『そうだ。場所は？』
「我々軍拠点から南に広がる森！」
『その通りだ。偉いぞ二人共』
素直に褒めると、嬉しそうに笑う二人。この二人と３人だけで過ごす時間が、１番気楽で心が休まる。癒しなのだ。
『ドアダムフェ国との戦争が１週間後に迫ってきているな。それまでに私は、私の部隊の奴等を他の部隊に所属させる手続きを完了させる。勿論気付かれないように。グルッペンの許可が必要だが...まあ、私達がいなくなる時に机に置いておこう。
私の部隊の奴等には、前日の夜に話をする。「辞めたくなったから、この戦争が終わったら辞める」と。
それからは、３時に旧友が来るのを待つだけだ』
「ぴくとさん、だよね？」
『そうだ。
と、ここまでは変わらないんだが、１つ変更点がある』
「何？」
『途中で誰かが欠けても、３時10分には出発する』
「「！！」」
『それだけを守ってくれ。当日、何が起こるか分からないからな』
「ね、姉さん、まさか─」
『勘違いするなよ？何も心配する事はない。念の為の約束事だ。
３人でここを脱け出して、ぴくとと共に４人で暮らそうな！』
「「うん！」」
弾けんばかりの笑顔で頷く二人。何かと私の事情に巻き込んでしまって申し訳ないな、と少し後悔した。
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Rain242 - 嫌われ……うっ、頭がっ……？！ (2020年5月20日 4時) (
レス) id: b25bc8c008 (このIDを非表示/違反報告)
クレア(プロフ) - アルバートさん» 良かったです！読んでくださり、ありがとうございます！ (2019年8月5日 13時) (レス) id: 3992e7f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
クレア(プロフ) - ふうさんさん» 何回か押してみてください。私もたまにあるんですが、１回ホームに戻ってみたり、何回も押したりしてると読めるようになると思います。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: 3992e7f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 一回ホーム画面に戻ったら読めた。やっぱり私のスマホがバグってたのかも。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 6日目-決意が読めないんですけど私のスマホが壊れてるのかな。他に見れない人いますか？ (2019年8月5日 13時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレア | 作成日時：2019年7月27日 13時
