４日目‐準備2 ページ35
不機嫌なゾムに連れられ、ラスボスの待つ重々しい扉の前に来た。
処刑されるんだろうか.....ソールとルーナが悲しむだろうな.......
拷問くらいが良いな、と儚い希望を抱きながら、金のドアノブに手をかけて中に入る。
そこには、一昨日と同じ姿でこちらを見据えるグルッペンと.......何故かトントンとロボロ、チーノが居た。
ゾ「じゃ、俺行くわ」
グ「ああ。ご苦労だった」
すたこらさっさと姿を消すゾム。ごめんな、嫌だっただろうに。こんな私と一緒に歩くなんて。
心の中でゾムに謝っていると、机に置いていた足を下げたグルッペンが口を開いた。
グ「お前に聞きたい事がある」
『何だ？』
グ「ソールとルーナの話なんだが....」
ソールとルーナ？何だ？何かやらかしたのか？まさか、バレたのか.....？
不安になりながらも、顔には出さないようにグルッペンの次の言葉を待つ。
が、彼の口から出たのは、意外すぎる言葉だった。
グ「あの二人を、明日のパーティーの護衛にする事にした」
『.....そうか。
どうして私に言うんだ？総統なんだから、勝手にすれば良いものを。
それに、あの二人を護衛にする必要があるのか？人数は十分だったはずだが』
グ「彼等を護衛にして、お前には護衛をやめてもらう」
『.......分かった。じゃあ私は明日、この城の警備をしておこう』
まさか護衛から外される事になるとはな.....そこまで信頼されてないのなら、もうここに居る必要なんて無いじゃないか。
少し......ほんの少し胸が痛みながら、総統室を出ようとしたその時だった。
耳を疑いたくなる言葉が空気を震わせたのは。
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Rain242 - 嫌われ……うっ、頭がっ……？！ (2020年5月20日 4時) (
レス) id: b25bc8c008 (このIDを非表示/違反報告)
クレア(プロフ) - アルバートさん» 良かったです！読んでくださり、ありがとうございます！ (2019年8月5日 13時) (レス) id: 3992e7f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
クレア(プロフ) - ふうさんさん» 何回か押してみてください。私もたまにあるんですが、１回ホームに戻ってみたり、何回も押したりしてると読めるようになると思います。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: 3992e7f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 一回ホーム画面に戻ったら読めた。やっぱり私のスマホがバグってたのかも。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 6日目-決意が読めないんですけど私のスマホが壊れてるのかな。他に見れない人いますか？ (2019年8月5日 13時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレア | 作成日時：2019年7月27日 13時
