３日目‐お買い物2 ページ25
メインストリートを歩いて国民達の笑顔を眺めつつ、ドレスを扱っている専門店に来た。
ここはドレスの専門店でありながら、アクセサリーやワンピース、タキシードやスーツなんかも置いてある。
なら最初からここに来れば良いじゃないか。
そう思う人もいるだろう。
だが、何というか.....ここの女店主が少しおかしな人でな。苦手なんだ。
『こ、こんにちは〜....』
「あらヤダ！Aちゃんじゃなぁ〜い！」
『ど、どうも、アマンダさん』
「相変わらず可愛いわねぇ！なぁに？デート用の服？
それなら私に任せてちょうだい☆Aちゃんにとびっきり似合うの探してア・ゲ・ル♡
さ！脱いで脱いで！」
『い、いや！待ってくれ！ここで脱がすな！やめろ！！』
「うふふぅ〜！抵抗しても可愛いだけよ？ほ〜ら、観念なさい！」
ひぇぇ....だから来たくないんだ。
店に入るなり、私の肩を掴んで軍服に手を掛けるアマンダさん。
この人は女の私ですら惚れ惚れする美貌の持ち主で、仲良くなれたら良いなと思っていたが.....初めて会った瞬間に脱がされかけた時は、思わず訛ってしまい、その上殴り飛ばしてしまった。
でもまあ、仕方ないよな。私は悪くない。あれはアマンダさんが悪い。
けど、何かと頼りになるし、私の事を心配してくれているし、なかなか憎めない人である。
『やめろって言ってるだろ！！』
「あんっ！いった〜い！」
もう我慢出来ない！と、ボタンを１つ２つと外し始めたアマンダさんの頭に、迷わず手刀を落とした。
痛みに悶えてうずくまるアマンダさんを尻目に、ボタンを直してドレスを漁る。
この変態め。しばらく反省しとけ。
「あら、派手なドレスねぇ。Aちゃんらしくないじゃない」
『今回はアリスのだからな』
「Aちゃん怒らないで〜！謝るから許してちょーだい？♡」
『もうしないって約束出来るか？』
「あ、これはどうかしら？」
『返事しろや』
おっと、少し訛ってしまった。
まあ、この人のこういう言動は今に始まったわけじゃないので、もう諦めている。が、本当に服を脱がせるのはやめてほしい。傷、見えちゃうだろ？
『はぁ....
それ良いな。アリスに似合いそうだ』
「でしょう？あの子みたいな派手な物好きには、こういうのが人気なのよ」
『なるほど』
この店も我々軍御用達なので、アマンダさんもアリスの本性を知っている。だから極力関わらないようにしているらしいが、ファッションの話となると別なのだろう。
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Rain242 - 嫌われ……うっ、頭がっ……？！ (2020年5月20日 4時) (
レス) id: b25bc8c008 (このIDを非表示/違反報告)
クレア(プロフ) - アルバートさん» 良かったです！読んでくださり、ありがとうございます！ (2019年8月5日 13時) (レス) id: 3992e7f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
クレア(プロフ) - ふうさんさん» 何回か押してみてください。私もたまにあるんですが、１回ホームに戻ってみたり、何回も押したりしてると読めるようになると思います。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: 3992e7f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 一回ホーム画面に戻ったら読めた。やっぱり私のスマホがバグってたのかも。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 6日目-決意が読めないんですけど私のスマホが壊れてるのかな。他に見れない人いますか？ (2019年8月5日 13時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレア | 作成日時：2019年7月27日 13時
