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ジャージに着替えて、体育館に向かう。
既に準備は始まっていて、基礎練になっている所だった。
体育館にあるホワイトボードにはマネ業のことが書かれていたので、希望の子達とどれがいいか話し合って取り敢えずやることにした。
私は中学からの経験があったのだがほかの3人は、ないみたいだったから、多分こうだよって教えてあげた。
みんな真剣にスポドリやったり洗濯したり、記録したり、1週間の仮入部で及川さんやお兄ちゃんに教えて貰いながらも一生懸命みんなでやった。
お兄ちゃんが言ってたみたいな及川さん目当ての子が今年はいないみたいだと、お兄ちゃんと及川さんに伝えると、じゃあ今年は全員入れてもいいかなと、及川さんが言った。
なので、3人にそのことを伝えようとしたら何故か謝られた。
「ごめん!私やっぱりマネージャー向いてないみたい。他の2人もそうだったの。急にごめんね。Aちゃんはのこれからも続けるんだよね。頑張ってね」
突然のことだった。
まあ、仕方の無いことだから、
「謝らなくていいよ。高校生活楽しんだもん勝ちだもんね」
と返した。
すると3人が泣くようにして私に抱きついてきた。
まじ女神、だと。
よくわからなかったけど、仮入部が終わり、正式なマネージャーとなった私は新しく入った部員として紹介された。
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作者名:咲百紅 | 作成日時:2019年2月17日 16時