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諦めの悪い母親と話していると
カランコロン
「すいませーん、Aいますか？」
「悠一さん…」
そこへ、何も知らない中村がやってきた
「………なんかタイミング間違えました？」
「間違えすぎです！」
海人が焦って中村をこちら側に寄せる
「なになになになに」
「凄く簡単に説明しますね」
中村に分かりやすく説明した
「へぇ…親なんですかあの二人」
「そうなんですよ…困ってて」
「悠一さん…？」
話を聞いた中村は前に出る
「何貴方？」
「Aの彼氏です、Aを連れていかないで貰えますか」
「いきなり出てきて勝手な事言わないでくれる？」
「勝手なこと言ってるのはそちらですが」
真顔で言う中村は怖いと思った
「私はずっと何年もAを探していたの！邪魔しないで！」
「俺も探してました」
「どういう意味？」
言ってるの意味がわからないでいると
「俺がずっと大事に、大切にしたいものをやっと見つけたんです、それを奪わないでください」
母親の目をしっかり見て言うと
母親もその圧に後ずさる
「た、他人が偉そうに言わないで！」
母親も負けじと言うが
「他人…他人じゃなければいいんですか？」
何か思いついたのか、Aに向き直る
「ごめん、ちょっと待ってて」
ぽんっと頭を撫でて一度お店を出ていった
そしてすぐ戻ってくると紙袋を持ってきた
「こんな形で渡したくなかったけどしょーがないよな」
Aと向き合う様に立って
一度双子に一礼する
その行動で双子は何するか分かったようだが
Aは分からないみたいだ
「貴方は他人と言った…じゃあ他人じゃなければいいんですよね？」
横目で母親に言うと、紙袋から小さめの箱を取り出した
「A」
「ゆ、いち…さんっ」
何も言ってないのに既に泣きそうなA
「俺と、結婚しよ」
箱を開くと、指輪が現れた
「っ…っわ、…私なんかでいいんですかっ？」
「Aだから、Aじゃないとダメなんだ」
「っぐすっ…はっ…わ、私で良ければっ…よろしくお願いしますっ」
ボロボロに泣きながら言うと中村は微笑んで
「手出して」
「はいっ…っ」
左手を出すと薬指に指輪をはめる
「うん、よく似合ってる」
「ごめんっなさいっ…私…っ勘違いしてて…っ」
「勘違い？」
「悠一さんと小松さんが一緒にいるとこ見ちゃって…それで今分かって…っ」
「…あー小松な！あの人ここだけの話、前野くんと結婚するんだって」
「え！？前野さんって前野さんですよね！？」
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くらと(プロフ) - 天木さん» コメントありがとうございます！いつも読んでくださりとても嬉しいです！わしゃがなのやつですね！了解しました！提供ありがとうございます！ここのページはいっぱいなので短編集の方で書かせていただきますね！ (2020年12月18日 23時) (
レス) id: 1c83c89606 (このIDを非表示/違反報告)
天木 - いつも陰ながら読ませて頂いてます。提供として、先日あがったわしゃがな動画のるかるんが出た回を夢主ちゃんが見て、実際はデレてなかったけど、嬉しそうにしてた中村さんに嫉妬してる話を見たいです。その後は裏に発展するも良し、しないも良し。書きやすい方で。 (2020年12月18日 22時) (レス) id: 071c454786 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃 - 更新お疲れ様です(^^)うわあああ、私のワガママを聞き入れてくださるなんて感激です(涙)ご無理のないよう頑張ってください！ (2020年9月26日 6時) (レス) id: ef80dc38cd (このIDを非表示/違反報告)
くらと(プロフ) - 絢乃さん» コメントありがとうございます！全部ですね！頑張って見ます！いつも読んでくださりありがとうございます！ (2020年9月21日 23時) (レス) id: 614a0d9aa6 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃 - 更新お疲れ様です！個人的には全部の設定読んでみたいです…wワガママですみません(泣)でも、どのお話でも読めるのを楽しみにしてます！ (2020年9月21日 22時) (レス) id: ef80dc38cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらと | 作成日時：2020年5月20日 0時
