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庶務49(文化祭編) ページ1

「わかりました、では屋外第二ステージが終わったら無線マイクを回収してください」


「いつも悪いな石上」


「まあこういうのに機材トラブルはつきものですから。団長が責任感じる事ないですよ」



とうとう文化祭当日。今は朝の5時半。皆最終チェックで大忙しだ。


私たち生徒会1年は子安先輩と団長と一緒にいた




「まあまあいつまでも応援団の仲は不滅って事で」



子安先輩は団長の肩に手を回した。それを不服そうに見る石上くん



と、その不服そうな顔になんとも言えない気持ちになる私。



石上くんが好きって気づいたら、いつもみたいに普通の目では見れなくなった



「こばちも頑張ってんな」


「うん、先輩も頑張ってね」


あれ
大仏ちゃんと団長って仲良かったっけ...?



「大仏ちゃん、団長と知り合い?」



「んー知り合いっていうか...付き合ってる」



「えっ」


「へぇそうなんだ意外だな」


「こばちゃんああいう人汗臭いの苦手だと思って...」


ミコちゃんと石上くんはほへーとしているけど絶対理解追いついてない。



「ええぇーーーーーーーー!!」


あ、やっぱり時間差で理解したわ



「ちょっと待って聞いてない!そんな素振り今まで全然無かったじゃない!」



「まぁ最近まで風野先輩と私関わりなかったしね」



「じゃあなんで急に...」


だってそれだと相当な速さで付き合うところまでいったってことだよね...?



「文化祭の準備で時々話すようになって...なんていうか流れ?いわゆる文化祭マジックってやつよ」



文化祭マジック...?


なんか大仏ちゃんはラインでそういう流れになったみたい。まあいいかなってで終わらせられるものなの!?



「論理的に考えてオトコ要るでしょ?」



「思ったより肉食系だなお前!!」



「この時期フリーの人が相手なら告白の成功率60%はあるから、1年で最も成功率高いの今だからね」



「えっそうなの!?」



「石上も...Aちゃんも頑張って」



「いや何をだよ」



「待ってどういうこと」



急に話を振られて分からなかった。


今石上くんはフリー...でも好きな人がいる...


告白するって決めたけど...怖い。私どうしたらいいんだろ。









「それでは秀知院文化祭奉心祭のスタートです!!」




子安先輩の声とともに文化祭は開催された。

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設定タグ:かぐや様は告らせたい , 石上優   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: x他1人 | 作成日時:2020年6月6日 15時

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