▽7.なびく髪に揺れる心▽ ページ9
そして当日
「わあーAちゃん髪の毛切ったの!?可愛い!!超かわいい!!」
なんて藤井がいち早く言ってくるから
「まぁねー、今日は気合い入れて髪の毛切ってまいりました!」
なんて調子にのっちゃったり、でもみんな可愛いって言ってくれて、頑張らなきゃって思った
けどね、普段話しかけてくれる清川が今日はあんまり顔合わせてくれなかったり、必要なことはしゃべるけどね
うちのクラスは運動神経いい奴が勢揃いだったり、バランス取れてたり、実は行けるんじゃないかって思ってる
清川筆頭にサッカー部の藤井やきっくん、足が早くてかっこいいえおえお君やこーすけ
頭のいいふぶちゃんが作戦立てて
何かいける気がする
「3組絶対優勝するぞーーーーーーー!!!!「「「おーーーーーーーーーー!!!!」」」」
藤井の声に合わせて成人先生入れてみんなで円陣組んだ
やる気は満タン
クラスカラーの紫の鉢巻きつけて
「いってきます!!!!」
100mのスタート地点へ走った
プログラムNo.1
私が出る100m
「Aちゃん頑張ってーー!」「一位取れよ橋本!」
なーんて応援もらっちゃって、実は足のはやさには自信があるのよ
って考えてたらいつのまにかもう順番は次、
「いちについて、よーい『パーン』」
私は勢いよく走り出した
「あっ」
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作者名:九喇嘛 | 作成日時:2014年12月30日 3時